ルーキー寺岡沙弥香はミズノの小ぶりな「プロトタイプドライバー」でシード奪取へ
◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン◇利府GC(宮城)◇6590yd(パー72)
昨年のプロテスト合格組で、ツアーを盛り上がっている一人が寺岡沙弥香だろう。6月「ヨネックスレディス」で3位、8月「NEC軽井沢72ゴルフ」で2位と初優勝に近い位置にいる。彼女は中学3年時からミズノ一筋。出身地大阪のスポーツメーカーのクラブと共に成長を重ね、プロ入り後も全幅の信頼を置いてきた。選んだ14本をチェックしてみよう。
ドライバーは未発表モデルのプロトタイプ。「ST-X 230」の後継と目されるヘッドは、すでに契約プロが男女問わずこぞってスイッチするなど評判だ。元々「ST-G」という直営店限定モデルの小ぶりヘッドを使用していた寺岡は、2機種のプロトタイプのうち小ぶりモデルを選んだ。
「打感が良くて、球が強い。当たった瞬間にバンて飛んで、いかにも風に強そう。打っていて気持ちいいです」と良さを語る。持ち球のフェードが打ちやすく、スピンを抑えるために前側のウエートを重くする。「(スピン量が)200回転ぐらい減りました。前のヘッドに比べて5~10ydほど飛距離が伸びています」と納得した様子で話した。
アイアンもミズノの新しいミズノプロ「M-13」に替えていたが、「いったん243に戻しました」と寺岡。「M-13にしたときにシャフトの硬さまで変えて、それが上手くいかなかった。シードが確定したら、またM-13にしてシャフト選びがしたいです」と話した。
ウェッジは新作の「T-1」をチョイス。「前に使っていた『S18』に似た感じの丸みがあって好きですね。ロブショットがしやすい。一方でちょっとロフトを立てたら角ばって見えるところも好きで、50ydとか60ydとかがちゃんと飛んでくれそう。距離も出せて、ロブもできる。割とどちらかに偏っているクラブが多い中で、両方ができるのはうれしい」と技巧派らしい答え。
パターは最近、ブレードタイプに替えた。「ずっと大きいのを使っていましたけど、今はイントウインで打ちたいから、細いのにしました。三角ネックだけは安心感のために譲れません」とオデッセイのAi-ONE TRI-BEAM(#1)を選んだ。
「なんか自分のクラブを撮られるの恥ずかしいです」と照れるのも、ルーキーらしい初々しさ。長年お世話になっている契約メーカーに初優勝で恩返しができるか。
<寺岡沙弥香のクラブセッティング>
ドライバー:ミズノ プロトタイプ ドライバー
シャフト:藤倉コンポジット SPEEDER NX VIOLET(スピーダー エヌエックス バイオレット)(重さ50g台、硬さSR)
フェアウェイウッド:ミズノ プロトタイプ(3番15度、5番18度)
シャフト:SPEEDER NX VIOLET(スピーダー エヌエックス バイオレット)(重さ50g台、硬さSR)
ユーティリティ:ST-MAX 230 ユーティリティ(3番19度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD HY 65 (硬さR)
ユーティリティ:ST-Z 230 ユーティリティ(4番22度、5番25度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD HY65 (硬さR)
アイアン:ミズノプロ 243 アイアン(6~9番)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD AD-65II(硬さR)
ウェッジ:S23 ウェッジ(44度)
シャフト:日本シャフト NSプロ 750GH ラップテック(硬さS)
ウェッジ:ミズノプロ T-1 ウェッジ(50度、58度)
シャフト:日本シャフト NSプロ 750GH ラップテック(硬さS)