ずぶ濡れの土曜日から、勝負の行方は日曜日へ (天候次第だが・・・)
2013年 ウェルズファーゴ選手権
期間:05/02〜05/05 場所:Quail Hollow Club
上位に浮上したムーアとカールソンの秘訣
By Helen Ross, PGATOUR.COM
ロバート・カールソン(スウェーデン)とライアン・ムーアは、「グリーンマイル」と呼ばれるクエイルホロークラブのタフな上がり3ホールで、それぞれ上々の結果を残した。
しかしこの「ウェルズファーゴ選手権」でさらに上位を窺うためには、土曜日、彼らの存在を証明すべくバーティを量産する必要があった。ムーアは最初の7ホールで5つのバーディを奪った。かたや現在はシャーロットで暮らすスウェーデン人のカールソンも5つのバーディを含む「69」で回り、リーダーボードに名を連ねてきた。
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結果として二人は、「67」で回ったジョン・センデン(オーストラリア)、「72」で回ったデレク・アーンスト(アメリカ)、リー・ウェストウッド(イングランド)、最後の2ホールで連続バーディを奪い「71」で回ったデビッド・リン(イングランド)ら同様に、通算6アンダーで3日目を終えた。彼らは首位から2打差の好位置につけている。
「いいスタートを切れたね」と、ムーアはうなずいた。「かなり厳しい強風が吹き荒れる中、このコースで長時間プレーするということは、パー4のコースで多くのロングアイアン、ハイブリッド、フェアウェイウッドが必要なんだ。見ての通り、今日みたいに序盤から流れに乗れたことが良かったね」。
「実は後半の10番ホール以降は、調子がいまひとつだったんだよね。フェアウェイをミスするホールもあったけど、スクランブルに対応して良いラウンドにすることができたよ」。
クエイルホロークラブから約20分のところに住居を構えるカールソンは、今週3度目となる1番ホールでバーディを決めた。コンディションについては、ムーアと同じ答えだった。
「いいスタートを切れたのが良かったね。いいプレーをして、それをキープし続けることが大切だからね」と、カールソンは語った。「このコースは各々の力量が試されるコンディションだ。強い風と多様なグリーンで、パットを決めるのはそう簡単なことではない。何かが起こるのか分からないから、我慢してプレーを続けることがすごく大事なんだ。良いストロークが出て本当に嬉しいよ」。
最終日の天候は悪化する見込みだ。大会関係者は、最悪の雨となってしまう前に良いプレーが出ることを望み、スタート時間を変更した。選手たちはスリーサムで回り、早朝の6:45から9:45の間にスタートする。
「最後までお天気が持ってくれることを願ってるよ。朝から荒れ模様の天候になったら、大会が続行できるか分からないからね。せめて午後までは、天候が崩れなければいいね。私はそろそろ帰って、明日に備えて静かにしておくよ」と、ムーアは語った。
「最終日(日曜日)の朝の7時にラウンドを開始するのは、明らかに理想的ではないね。しかし天気が本当に悪くなった場合、ラウンドを中断せざるを得なくなる。ただ、今年はこうした状況が何度かあったから慣れつつあるよ。悪天候に見舞われたことも多いから、(トップゴルファーは)それに対処するスキルも必要なんだ」と、カールソンは締めくくった。
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