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肋骨の負傷が完治したスネデカー

By Brian Wacker PGATOUR.COM

2012年、ブラント・スネデカーは肋骨を負傷し、「全米オープン」欠場を余儀なくされた。「一番出たかった大会だっただけに、ただ座って見ているのは非常に辛かったですね」とスネデカーは述べた。

今年は同じことを繰り返さなかった。先月の「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」の際、彼は優勝に向かっていたが、伸ばした左肋間筋に痛みを感じたところで大事を取った。5週間後の今週、「アーノルド・パーマーインビテーショナル」でスネデカーが1ヶ月以上ぶりに復帰する。

「完全に健康体です。少しの痛みは出るかもしれませんが、それは想定内です」とスネデカーは述べた。

「こういった怪我は無理をすると直ぐに悪化しますから。怪我でマスターズ出場を逃すような事態は避けたいですからね。マスターズ出場へ多少の心配はありましたが、戻れて嬉しいですよ」。

スネデカーが現在、最も焦点を当てているのは、ケガをする前と同じようなプレーをできるようになることである。彼は今シーズン参加した5大会のうち、1つで勝利、2度準優勝、そして1度は3位で終えている。それはスネデカーにとって、彼が負った度重なる負傷の直近のものに過ぎなかった。

昨年、彼は肋骨を損傷し、更に2010年の終わりと2011年の終わりに2度に渡り臀部の手術を受けた。ケガのぶり返しについて、スネデカーは何度も検査を受け、どうして彼の肋骨のケガが繰り返されるか、ピンポイントで理由を見つけ出そうとした。しかし医者は何も見つけ出せなかった。

「ペブルビーチの数日後は本当に辛かった」とスネデカー。「痛みを10段階で表すとすると6か7ぐらいだったから、呼吸をするもの辛かったし動くたびに痛んだんだ」。

いくらか痛みが鎮静したかに見えても、痛みはインパクトからフォロースルーにかけて発生するため、スネデカーはスイングをするときに体を回旋できなかった。そういった事から、ここ数週間彼は、自宅で何もせずに過ごした。唯一、彼ができたことと言えば、家族と共にナッシュビルの新しい家への引越しを完了させたことであろう。重たい物を全て引越し業者に任せ、彼は3週間クラブにも触れない生活をし、つい10日前までボールを打つこともしなかった。

一時的な休止期間を挟んだ彼は、「シェル・ヒューストンオープン」をスケジュールに加えた。もちろん「マスターズ」をメインに考えてはいる。5年前のオーガスタで、彼は勝てるチャンスはあったが、最終日を「77」で終え、最終成績は3位だった。更に、過去2年ともトップ20位以内につけている。

「時として怪我は良い方に転ぶこともあります」と語ったスネデカー。「ゆっくりと休養する時間ができて、自宅でイスに腰掛けながら、どの年が自分の年か、計算をしていました。良いスタートが切れていたのはずっと前のことだから、しっかりと焦点を当て直して、調子を取り戻そう」とスネデカーは述べた。

このプロセスは昨週末に彼のコーチであるトッド・アンダーソンとの共同作業でシーアイランドGCにて既に始まっており、今週のフロリダ、そしてヒューストンへと続いていく。「マスターズで100%健康な状態でプレーできるようにします」と語ったスネデカーは、「90%という状態で戻るのは嫌ですから」と続けた。

情報提供:PGA TOUR

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