日本開催トップ10“ゼロ”なら2度目 金谷拓実はダブルボギー直後に必死のセーブで望み
◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 3日目(10日)◇横浜CC(神奈川)◇7322yd(パー71)◇晴れ
後半15番でこの日6個目のバーディを奪い、通算8アンダーまでスコアを伸ばした金谷拓実に17番で手痛いミスが出た。アゴが高い左サイドのバンカーを警戒したティショットが手前のラフへ。グリーン左奥のバンカーからとなった3打目は左足下がりのライで柔らかく上げることは難しく、下り傾斜を走ったボールが花道まで止まらなかった。アプローチがショートした後の1.5mも外し、4オン2パットのダブルボギーをたたいた。
気落ちしてもおかしくない場面で、18番の1Wショットは大きく右に飛んだ。それでも2打目をグリーン奥のバンカーまで運び、3mほどのパーパットを沈めるナイスパーセーブで締めくくった。
「70」「69」「68」と1打ずつ縮め、通算6アンダー22位。「いいプレーだった時も悪いプレーだった時も、どの一打もこれまで一生懸命やってきた。そういった積み重ねが今後につながると信じて、あしたも自分ができるベストを出し切れるように」。ポイントランキング142位から大逆転を狙うためにも、最終日「62」で4位に入った前年のような爆発的なプレーで残りのシーズンに弾みをつけたい。
13人の日本勢で最上位は7アンダー17位につける砂川公佑。久常涼と金谷が22位で続き、松山英樹は5アンダー29位。米澤蓮がいきなりの4連続バーディで上位に迫りながら、風のジャッジにも苦戦して中盤からボギーを重ね、スタート時と同じ5アンダーで松山と並んだ。こちらもポイントランク125位から通年出場権の確保を目指す中島啓太は1アンダー51位にとどまる。
2019年に始まった前身の「ZOZOチャンピオンシップ」時代を含め、過去7大会のうち20年と22年は日本勢のトップ10入りがなかった。20年は新型コロナウイルス感染拡大の影響によりカリフォルニア州シャーウッドCCで行われており、日本開催に限れば22年だけ。当時20歳の久常がトップ10入りに1打及ばない12位で中島と並び、悔し涙を流した。(横浜市保土ヶ谷区/亀山泰宏)