見慣れないウッドとパターを新調して横浜入り トーマスの最新セッティング
◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス◇横浜CC(神奈川)◇7315yd(パー71)
椎間板ヘルニア手術から3月に復帰し、5月の海外メジャー「全米プロ」では4位。夏以降も上位争いを続け、9月「プレジデンツカップ」の米国代表に選出された。今週も優勝戦線に加わるなど、本来の力を取り戻しつつあるジャスティン・トーマスのクラブをチェックした。
ドライバーは「打った時に自分の思い通りの球が出てくれるかが重要」だといい、タイトリスト「GTS2」をチョイス。見た目と打感、そしてミスヒットしてもスピン量のバラつきが少ない点が気に入っている。
「GT2よりもクラブ調整がしやすく感じている」と加え、それを裏付けるように、6月時点で9度だったロフトが8度に変わっていた。
ドライバーの下は13.5度のミニドライバーで、テーラーメイドの「BRNR MINI」。以前はタイトリストの「GTS300 Mini Driver」だったが、昨今のミニドライバー人気に火をつけたテーラーメイドのプロダクトをテストしているようだ
その下はソールが“いかにも”なプロトタイプ「GTS」。「3W」と表記されているのでロフトは15度前後と思われる。
GTSのフェアウェイウッドらしくフェース面はシルバー。ウエート位置やデザインなどから前述のGTS300 Mini Driverの流れを汲むフェアウェイウッドとも見えるが、果たして…。本大会でも使用が確認されていて感触は悪くなさそうだ。
5番ウッドは長年変わらない「915Fd」。ドライバーと5番ウッドを固定し、その間にミニドライバーとフェアウェイウッドを状況に応じて選択している。
アイアンはタイトリストのコンボセットで、4番が「T200」、5番が「T100」、6~PWが自身のモデル「621.JT」。ロングアイアンは寛容性の高いモデル、ミドル~ショートアイアンは操作性の高いモデルを合わせるコンボは定石通り。気になる621.JTについて、市販モデルとどこが異なるのか聞いてみた。
「僕は自分のクラブについてそんなに詳しくないけれど(笑)、オフセット量が異なると思う」とのことだった。
ピッチングウェッジは入れず、46度、52.5度、56度、60.5度のウェッジ4本体制が定番で、SM11でそろえる。
パターは初お目見えの、スコッティキャメロン「ファントム 10.5」。微妙に湾曲したスラントネックを持つマレット型のツアーモデルだ。
キャメロン・ヤングもこのモデルを使用しており、以前ヤングの真似をして「ファントム9.5R」を作った経緯を考えると、今回もヤングの影響があるのかもしれない。(横浜市保土ヶ谷区/中島俊介)
<ジャスティン・トーマスのクラブセッティング>※練習日のため15本
ドライバー:タイトリスト GTS2(8度)、テーラーメイド BRNR MINI(13.5度)
シャフト:藤倉コンポジット ベンタスTR ブラック(8度=6X、13.5度=7X)
フェアウェイウッド:タイトリストGTSプロトタイプ(3W)、タイトリスト 915Fd(18度)
シャフト:3W/藤倉コンポジット ベンタスTR ブラック(8X)、18度/藤倉コンポジット モトーレ スピーダー VC(9.2X)
アイアン:タイトリスト T200(2023)(4番)、タイトリスト T100(2023)(5番)、タイトリスト 621.JT(6~9番)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー(X100)
ウェッジ:ボーケイSM11(46、52.5、56度)、ボーケイSM11ウェッジワークス (60.5度)
シャフト:46度=トゥルーテンパー ダイナミックゴールド(X100)、46度以外=トゥルーテンパー ダイナミックゴールド(S400)
パター:スコッティキャメロン ファントム10.5 プロトタイプ
ボール:タイトリスト プロV1x(2025年)