2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス

「素晴らしいゴルフと最低のゴルフ」松山英樹は前半“30”から後半“39”の失速

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 3日目 松山英樹
ムービングデーは悔しさいっぱいの「69」

◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 3日目(10日)◇横浜CC(神奈川)◇7315yd(パー71)◇晴れ

花道から放ったLWでのウェッジショットがカップに沈む。後半15番、大歓声の中心で松山英樹はガッツポーズを作った。「悪い流れで一つ良いプレーをできたらいいなと思っていたんですけど…」。直後の上がり3ホールは2ボギー。30位から猛チャージを期したムービングデーの「69」は悔しさでいっぱいだった。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 3日目 松山英樹
主役として大勢のギャラリーを引き連れた

フロントナインは主役にふさわしい出来と言えた。3番(パー3)で5mのパットを沈めてバーディが先行すると、続く4番(パー5)でスーパーショットが飛び出した。右奥に立つピンの手前には前日2日目に突っ込んだ深いバンカー。フェアウェイからの2打目を3Wで着弾させ、傾斜を使ってピンそば1.5mをとらえた。

「ピンポジションが難しく、バンカーに入っても、セカンドを乗せても難しい。それでも狙っていこうと思ったのがたまたまうまくいった」と語るイーグルで終わらない。2打目をピン右2mで止めた5番、再び2オンさせた6番(パー5)、6mを流し込んだ7番で3連続バーディ。5ホールで6ストローク伸ばす会心のスコアメークにより、通算9アンダーで一時的に首位と2打差に迫った。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 3日目 松山英樹
後半はボギーを重ねる展開となった

「30」で回った前半から一転、バックナインで思わぬ後退が続く。4Iでの2打目をグリーン右手前の池に入れた11番は60yd近い4打目のアプローチをピンそば50cmに寄せた“ナイスボギー”。「11番よりも 12、13番の方が痛かった」と振り返る。PWでのセカンドをグリーン右にこぼした12番、1Wショットを左手前のバンカーまで運んだ13番で、「悪いパッティングではなかったけれど…」といずれも2m以内を外してボギー、パー。1Wショットを大きく右に曲げ、頭を抱える仕草を見せた14番でさらにボギーを重ねた。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 3日目 松山英樹
前半「30」から後半「39」の失速となった

終わってみれば、順位は前日から1つ上がっただけの通算5アンダー29位。前半「30」から後半「39」の失速に「素晴らしいゴルフと最低のゴルフが入り混じった」とため息をつく。「午前中の方が風は強かったんですけど、吹く方向が一定でやりやすかった。後半になって(方角が)バラバラになってしまって、ちょっとどうしたらいいのか思いながらやっていた」。この日のフィールド平均の対パースコアはアウト・インでそれぞれ「-1.801」と「+0.501」で2打以上の差があったにせよ、松山の好対照ぶりは際立った。

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首位と8打差で最終日に臨む

首位との差は前日と同じ8打のまま、残された逆転の機会は18ホールとなった。「後半もめちゃくちゃ悪く、大暴れしているような感じではなかった。(違いは)ちょっとしたことだと思う」と首をかしげて練習場へ。最終日に向けて「バーディをたくさん獲ります」と言葉を残した。(横浜市保土ヶ谷区/桂川洋一)

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