宮里優作が描く選手会長像
2016年 全米オープン
期間:06/16〜06/19 場所:オークモントCC(ペンシルベニア州)
谷原と宮里優作が初出場 谷口、池田も通過/全米オープン日本予選
兵庫県の東広野ゴルフ倶楽部(パー71)で23日、今季海外メジャー第2戦「全米オープン」(6月16日~/ペンシルバニア州・オークモントCC)の最終予選会が行われた。1日36ホールの戦いに40人が参加し、通過条件の上位4人に入った池田勇太、谷口徹、谷原秀人、宮里優作が本戦の出場権を獲得した。
トップ通過を果たしたのは「64」「68」の通算10アンダーとした池田。2ラウンドで13個のバーディを量産し、後続に3打差のリードをつける悠々の通過となった。全米オープンは、ペブルビーチGLで開催された2010年大会(58位タイ)以来、6年ぶり2回目の出場となる。
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2位には通算7アンダーとした谷口が入り、2年ぶり10回目の出場を決めた。オークモントには07年大会(予選落ち)以来の来訪。通算6アンダーの3位に入った谷原と宮里は、ともに初の全米オープン出場となる。
ほかの日本勢では、前年の米国男子ツアープレーオフ最終戦「ツアー選手権」に進出した松山英樹が出場資格を得ている。
また、昨季国内ツアー賞金王のキム・キョンテ(韓国)は5月23日時点の世界ランク60位以内の資格を満たし、4年ぶりの全米オープン出場を決めた。
<上位成績>
1位/-10/池田勇太
2位/-7/谷口徹
3位T/-6/谷原秀人、宮里優作
---------------以上通過---------------
5位/-4/T.チュアヤプラコン(補欠1番目)
6位T/-3/藤本佳則(プレーオフで補欠2番目)、丸山大輔、高山忠洋
■ 池田勇太
「行けることは嬉しいですね。とりあえず、今は休みたいです。(27ホール目の1打目をOB)久しぶりに足が笑っていましたね。やる気だけでした。2ラウンドをプレーするのは辛くないけど、先週(コースのアップダウンが強かった関西オープン)がいかんね」
■ 谷原秀人
「暑いし、疲れました。出たことがないメジャーだったので、出てみたい思いはありましたね。(全米オープンは)4つのメジャーの中で一番難しいコースだと思っています。目標は特にないけど、予選は通りたいですね。そこを通らないと、何も見えてこないと思うので」
■ 宮里優作
「ホンマに疲れました。きょうはパットがすごく良くて、36ホールずっと安定していました。(2ラウンド目に「65」)ランナーズハイみたいになって、途中からすごく元気になりました。(全米、全英の出場を決めて)ありがたいですね。今年の目標はメジャーに出ることだったので。第一関門はクリアできたので、あとは全米プロの資格を取れるように頑張ります」