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戦いの舞台オークモントを徹底解剖!/全米オープン

2007年度「全米オープン」の開催コースとなる「オークモントCC」は、アメリカ北東部、ニューヨーク州の南に位置するペンシルバニア州ピッツバーグ郊外にある歴史の古いコース。 1903年に設計家ヘンリー・C・フォーンズ氏が世界で一番難しいコースを造るというビジョンでリンクススタイルのコースをデザインし、開場となったのは1904年の夏。当時は350個あったバンカーは今では210個に減ったが、3番ホールと4番ホールの間にある長さ100ヤード、横幅40ヤードある「チャーチピューズ(教会の椅子)」バンカーは有名。木がほとんどなかったオークモントは1960年代にたくさんの木が植えられ、パークランドタイプのコースに変わり熟してきた。その後、1994年「全米オープン」開催後からもう一度開場当初のリンクスタイプに戻したいという意見の元、10年かけて5000本以上の木が伐採された。また、2005-2006年には、近代ゴルフ設計家トム・ファジオ氏が少し改造・監修を担当していた。

一番後ろのチャンピオンシップティから発表されているコースレート77.5(スロープレート147)は、昨年のウィングフットの76.1を上回り、今大会出場する選手の多くはこれまでプレーした中で一番難しいコースと語っている。

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【詳細データ】
ティグラウンド:ベント芝・ポアアヌア芝: 8.25ミリ
フェアウェイ:ベント芝・ポアアヌア芝:8.5ミリ
グリーン:ポアアヌア芝:2.286ミリ(スティンプメーター:13フィートから13.5フィート)
ラフ:ケンタッキーブルーグラス、ペレニアル・ライ芝、ポアアヌア芝
第1カット3.8センチ、第2カット7センチ、第3カット12.7センチ

オークモントで開催されたビッグトーナメントはアメリカで一番多く、これまで 7回の「全米オープン」、「全米プロ選手権」(3回)、「全米女子オープン」(1回)、「全米アマチュア選手権」(5回)などが開かれている。最後に「全米オープン」が開催されたのは、13年前となる1994年。このときは、24歳だったアーニー・エルスコリン・モンゴメリーローレン・ロバーツとの翌日開催された3人のプレーオフを制している。そのときは9番ホールがパー5としてプレーされ、パーは71設定だったが、今回は7230ヤード、パー70となっている。注目は全米オープン史上最長となるパー3(8番288ヤード)と、パー5(667ヤード)となっている中、1オン可能なパー4が3ホール(2番341ヤード、14番358ヤード、17番313ヤード)とバリエーションに富んだ個性的なホールが多い。

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