まずは予選通過。そしてトップ20という段階を経て、優勝争いをしたいという藤田寛之

藤田寛之 3年連続4度目の出場
「日曜日から3.5ラウンドを回ってコースは把握できたし、ジャッジはこっちのキャディがいるので心配ないです。あとは実際自分が言われた通りに打てるのかという問題。こっちの状況や空気を知っている人なので、非常に助かっています。逆にそういう意味で、逃げは無くなりましたね（苦笑）今日は風が吹いたし、スイングが若干分からなくなってきているのが不安といえば不安。クラブの開き具合というのがまた出てきていますね。状態が良くなれば面白いけど、昨日今日と下降気味なのでね。芹澤さんに聞くにしても、距離が遠すぎますからね。去年の結果があるので、目標を下方修正してまずは4日間しっかりとやって、それから一つでも上に上がって行きたいです」

若さと勢いでどこまでいけるか？全英初挑戦となる藤本佳則

藤本佳則 初出場
「練習ラウンドといっても、（球の）行くところが毎日違うし、3ラウンドちょっとしたけど、1回1回行くところも番手も違うから、何の練習か分からないですよね。雰囲気です。今日は一番風が強かったから、横からのアゲンストの時にどれくらい曲がるかとか確認できたのは良かったけど、それくらいです。正直、ラウンドをこなして難しさが分かってきたけど、逆に分からない方がいいこともある。今日は後半ポール・ローリーが一緒に回って、どういう球が必要かとか分かったので、それは勉強になりました。明日は世界トップ10の選手と回れるので、ギャラリーにならないようにやらなあかんし、一緒にできるのは良い経験なので楽しみです。ショットは球の高さも考えるし、いろんなショットを打たなあかんので難しいです。ドローもフェードも、一応プロなんで状況に応じて打ち分けます」

市原弘大 初出場
「練習ラウンドは雨と風の中ばかりでやっていたけど、やっぱりすごいです。バンカーの数もすごいし、ヒースに入れたらイキイキしていて出すのも大変。打っていくラインが1つしかないので、決めて打たないとコースにやられちゃいます。でも、こういうコースは好きですね。予選会を受けたのは3回目。全英は一番出てみたいメジャーでした。でもまだこれといって緊張はしていなくて、意気込みすぎた状態というのは無いです。ゴルフの調子は悪くないので、自分の持っているものを出し切りたい。今までやってきたことでどうなるか見てみたいというのが、今週の目標ですね」