ロリー・マキロイの戦績・プロフィールなど
2011年 全米オープン
期間:06/16〜06/19 場所:コングレッショナルC.C(メリーランド州)
R.マキロイが記録づくめの快進撃で独走中!ライバルたちも唖然/記録と他選手の反応
米国・メリーランド州で行われている海外メジャー第2戦「全米オープン」は2日目を終わって、22歳のロリー・マキロイ(北アイルランド)が、通算11アンダーとして2位のY.E.ヤン(韓国)に6打差をつけてトップを独走。世界最高難度のセッティングを誇る舞台で、大会記録を立て続けに塗り替えた。
<マキロイが打ち立てた全米オープン記録>
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【36ホール終了時点での最少ストローク】 131(65―66)
これまでの記録は2009年大会でリッキー・バーンズがマークした132(67―65)。なお、54ホール(第3ラウンド)終了時の記録は2003年のジム・フューリックが記録した200。72ホール(最終ラウンド)終了時は272で、1980年のジャック・ニクラス、93年リー・ジャンセン、2000年タイガー・ウッズ、03年ジム・フューリックが記録。
【36ホール終了時点での2位との最大差】 6打差
2000年大会のタイガー・ウッズと並んで歴代タイ記録。5打差は1903年のウィリー・アンダーソン。なお、両選手はいずれも同大会を優勝しており、2日目で4打差以上をつけて逆転されたのは1909年のトム・マクナマラだけ。なお、2000年大会でウッズは最終的に2位以下に15打差をつけて優勝している。
【2ケタアンダー到達に要したホール数】 26ホール
この日の8番(パー4)でイーグルを奪って通算10アンダーに到達。これまでの記録は1992年、ギル・モーガンの39ホールだった。
【一時的に到達した通算アンダー数】 13アンダー
17番ホールでバーディを奪うと、過去110回の大会を通じ、前人未到だった通算13アンダーまでスコアを伸ばした(18番はダブルボギーとして通算11アンダーでホールアウト)。通算12アンダーまで伸ばしたのは1992年のギル・モーガンと2000年のタイガー・ウッズだけ。
<マキロイのスコアについての他選手の反応>
フィル・ミケルソン
「(同組でラウンド)彼は完璧なショットを打ち、グリーン上で素晴らしいパットをしていた。この2ラウンドは衝撃的だった」
Y.E.ヤン
「スタート前に彼のスコアを見た。1~3打差くらいだったら、自分にもプレッシャーがかかったかもしれないけれど、あまりに差があったからロリーがいくつで終わろうと、あまり気にせずにプレーできたよ」
リー・ウェストウッド
「すさまじいね。ものすごい。(2位と)6打差か…。メジャーでこれの差を詰めるためにはよっぽどのプレーをしないといけない。(ロリーにアドバイスは?と聞かれると)あと2日で彼を倒そうとしてるんだ!アドバイスなんかあるわけないだろう!」
セルヒオ・ガルシア
「オーガスタでの経験は彼にとって大きな経験になっているはず。あいつはすごい選手でもあるし、いいやつなんだ。勝利するに値するプレーヤーだ」
スティーブ・ストリッカー
「もはやクレージーだよ。18番で池ポチャしてたのに。ちょっと信じられないな」
石川遼
「過去の記録を塗り替えるようなスコアを出せるチャンスがあったのは、彼一人だったと思います。このスコアは、コースが易しいから出たんじゃなくて、彼が異次元のゴルフをしていたから出たんだと思う。改めて凄いと思いましたね」