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2011年 マスターズ
期間:04/07〜04/10 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

大失速のR.マキロイ「これがメジャーの日曜日」

ジョージア州オーガスタナショナルGCで行われた今季のメジャー第1戦「マスターズ」は最終日に「66」をマークした南アフリカのチャール・シュワルツェルがメジャー初優勝を飾った。2打差の2位タイにはいずれもオーストラリアのアダム・スコットジェイソン・デイ。以下はスコットらのコメント。

アダム・スコット(オーストラリア)通算12アンダー2位タイ

16番のバーディで一時は単独首位に立つも、オーストラリア人初のマスターズ制覇ならず。
「18番のフェアウェイ上で、(17番で)シュワルツェルがバーディを取って、ものすごい歓声が聞こえたから、バーディを取らなきゃいけないと分かったんだけどね。でも(マスターズで)日曜日の午後にこんな雰囲気を味わったのは、僕は初めて。ファンタスティックだった。同組のジェイソンも素晴らしいプレーをして、僕も刺激されたし、この位置でバック9をプレーできて本当に楽しかった。あたりまえだけど、僕はチャールのプレーはコントロールできないしね。マスターズの最後の4ホールでバーディを取ってしまうんだから、そりゃ勝つはずさ。僕は自分にできる精いっぱいのプレーをした。週末のプレーを誇りに思う」。

ジェイソン・デイ(オーストラリア)通算12アンダー2位タイ

マスターズ初出場の23歳。上がり2ホールで連続バーディを決め驚異的な追い上げで2位タイに食い込む。
「リーダーズボードはなるべく見ないようにした。最後をバーディ、バーディで締められたのは最高だったけど、チャール・シュワルツェルがまさか4連続バーディで上がって来るとは想像していなかった。彼に脱帽です。今まで出場した中で、こんなに興奮したトーナメントは初めてだ。フェアウェイを歩いていると、いたるところで叫び声が上がっていたんだ。まだ3度目のメジャーで、初めてのマスターズで自分をコントロールしてプレーして、いいプレーができたのは本当に幸せ」。

ロリー・マキロイ(北アイルランド):通算4アンダー15位タイ

2位に4打差をつけて通算12アンダーの単独首位でスタートしたが、出だしの1番からボギー。10番でトリプルボギーをたたいて優勝争いから脱落し結局「80」でホールアウト。
「前半はなんとか耐えて、トーナメントリーダーのまま後半に入った。でも10番で、とんでもないティショットを打ってしまった。10、11、12番で大きく落としてしまい(3ホールで6打)、取り戻せなくなった。その瞬間ものすごく失望した。立ち直るには何日か、かかるかな。でもポジティブに考えれば、僕はこのトーナメントで63ホール、リーダーだったんだ。これがメジャーの日曜日。こういうことが起きる。僕にとってはこれが初めての経験。今度こういう位置につけた時にはコントロールできるようにしたい。すごくチャンスはあったけど、本当に残念だ。でもこれが僕を成長させてくれたらいい。きっと強くなれる」。

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