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シーズンは長すぎるのか?米国ツアー選手たちの本音

米国男子ツアーの開幕戦は1月の2週目に始まり、閉幕戦が行なわれるのは11月の1週目。45週間に渡って48試合が開催される。その他、「ライダーカップ」や「プレジデンツカップ」が開催されるため、選手たちは休む間がないと思われているが、果たして選手自身はシーズンの長さをどうとらえているのだろうか?

ジャスティン・レナード(今季ツアー25試合に参戦)
「シーズン中は毎週大会がありますから、ちょっと多すぎると感じます。その点をツアーに聞いたところ、大会がない週を作ることはできないとの答えが返ってきました。それは分かりますが、もう少し試合数が減ってもいいと思います」

ニック・ファルド
「ゴルフはチームスポーツではないので自分が好きなようにスケジュールが組めます。4週間くらい休みを取ることも可能ですからね。率直に言ってスケジュールには問題ないと思います」

グレッグ・ノーマン(今季ツアー7試合に参戦)
「最低15試合に出場すればいいのでスケジュールは少ないと選手たちは思っているはずがありません。例えばシーズンがもっと早く終われば2、3ヶ月のオフシーズンに疲労とプレッシャーで痛めつけられた体をゆっくり休めることができます。私は以前からスケジュールを縮めるよう訴えていました。試合数が少ないことでいいこともあるはずです」

ローレン・ロバーツ(今季ツアー22試合に参戦)
「賞金ランキング125位以内に入ったら、次は50位以内、あるいはトップ10を目指しての長い1年です。ツアープロは個人契約者である以上、私達はスケジュールを自由に組めますが、出場できる大会が多いのは嬉しいことですね」

ツアーコミッショナーのティム・フィンチェム氏は少しでも多くの機会を選手に与えることを目標にスケジュールを組んでいるという。しかし、びっしりと詰まったスケジュールは1つ1つの大会の質を下げことにつながるかもしれないという批判もある。

ポール・エイジンガー(今季ツアー24試合に参戦)
「ツアーが不況で苦しまないようにするのがコミッショナーの役目です。大会を出来る限り盛り上げるためには何をすべきかを考えなければなりません。シーズンを年間で50週間にすべきか、それとも38週間がいいのか、それを決めるのはコミッショナーです。もしもアメフトのシーズンにゴルフの大会がスポンサーからそっぽを向かれるようになったらお終いですから」

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