ルーク・ドナルド バイオグラフィー/英国で育ち米国へ渡った“ハーフ・スコティッシュ”
ライダーカップ/欧州メンバー揃った!モンティーとドナルドが主将推薦!
ライダーカップ欧州選抜メンバー10名は今週の「BMWインターナショナルオープン」終了後に確定した。同日、欧州チームキャプテンのベルンハルト・ランガーは注目されていたキャプテン推薦者2名にベテランのコリン・モンゴメリーと26歳の若手ルーク・ドナルドを選出した。
モンゴメリーは今大会で通算7度目のライダーカップ出場となる。ランガーはモンゴメリーの経験とリーダーシップを買った。今年の欧州チームは、米国チーム同様、5人の初出場選手が含まれている。モンゴメリーは1991年のライダーカップ以来、全大会に出場しているが、キャプテン推薦でチーム入りしたのは今回が初めてとなる。
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ドナルドはイギリス出身の選手だが、大学時代にアメリカで過ごし、卒業後もPGAツアーを中心に堅実なプレーを続けている。大学1年の頃には、当時タイガー・ウッズが持っていたラウンド平均を破り、一躍注目を集めるようになった。1999年、2001年の「ウォーカーカップ」(マッチプレー方式の全米代表アマvs.英・アイルランド代表アマ)では、通算7勝1敗で終え英・アイルランドチームを優勝に導いた。マッチプレーに強い経歴がランガーの目に止まったようだ。
ベルンハルト・ランガー
「私がまず1人目に選んだのはスコットランド出身のコリン・モンゴメリーです。2人目の選手はルーク・ドナルドです。モンゴメリーは今週素晴らしいプレーをしてくれました。一番大切なことはプレッシャーに打ち勝てる選手だということ、そして過去の戦績がそれを物語っています。モンゴメリーがキャプテン推薦の1人目です。
「ルークは1年半前からずっと米国で素晴らしいプレーを続けています。そして素晴らしいウォーカーカップでの戦績を持っています。ウォーカーカップとライダーカップは同じレベルでの大会ではありませんがマッチプレーです。プライドを持たなければなりませんし、多くのプレッシャーも伴います。私はこの2名を選んだことに自信をもっています」
◇2004年欧州選抜チーム
1.パドレク・ハリントン(8)
2.セルジオ・ガルシア(12)
3.ダレン・クラーク(16)
4.ミゲル・アンヘル・ヒメネス(36)
5.リー・ウエストウッド(40)
6.トーマス・レベ(59)
7.ポール・ケイシー(33)
8.デビット・ハウエル(68)
9.ポール・マギンリー(67)
10.イアン・ポールター(56)
推薦枠:コリン・モンゴメリー(70)、ルーク・ドナルド(48)
*()=世界ランキング