今田竜二、フォーティーンと用具契約を締結
プレーオフでもタイガーの独走か!?エルスがトップ20入り
「FedEx Cupプレーオフ」の第1戦「ザ・バークレイズ」がいよいよ来週開幕。今週はそのプレーオフに進出できる144名を決定する「ウィンダム選手権」が開催される。
先週の「全米プロ選手権」連覇でタイガー・ウッズの1位通過が確定した。日本人選手では今田竜二がプレーオフ進出を決めているものの、丸山茂樹、大輔はプレーオフ進出をかけた最後の闘いに挑む。
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■ 今週の注目選手■
◆アーニー・エルス(26位⇒18位)
全米プロ3位でポイントランキングもトップ20に入ってきた「ビッグ・イージー」。シーズン序盤はなかなか上位争いに入ってこなかったが、ここに来て本領発揮。ここ3戦でトップ5入りが2回、今季通算13戦でトップ10が4回、トップ25が8回となった。
先週の大会を終えてエルスは平均スコアで全体の2位にまで上昇。独走するタイガーにとってはプレーオフで最も怖い存在かもしれない…。
◆ウッディー・オースティン(24位⇒13位)
全米プロ選手権では最後までタイガーを追い続け結果2打差の2位に終わったオースティン。自らを奮起しながら感情を露にするプレースタイルは多くのファンを魅了した。6月の「スタンフォード・セントジュードクラシック」で3年ぶりの優勝を果たしたと思えば、全米プロ2位で今秋のプレジデンツカップの米国チームにも選ばれた。今最も勢いのある選手の一人だ。
全米プロ後、「タイガーと俺がお互いベストのプレーをしている時、タイガーの方がそこまで俺を上回っているとは信じたくない」と自信を溢れるコメント。プレーオフでもアッと驚く場面を演出するのは彼かもしれない…。
◆アーロン・オーバーホルザー(91位⇒69位)
今季序盤、背筋痛で6週間も戦列を離れていたオーバーホルザー。復帰後は予選は通過するものの優勝争いには絡めずにいたが、先週の全米プロで4位タイの好成績で。ポイントランキングも一気に上昇してきた。
オーバーホルザーといえば昨年の「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」優勝で一躍トッププレーヤーの仲間入りをした選手。今季予選を通過できなかったのはわずか3試合と安定感のある怖い存在だ。
■ 日本人選手■
先週の「全米プロ選手権」には出場していなかった丸山茂樹、丸山大輔の両選手。共にランキングの大きな変動はなく、今週はプレーオフ進出をかけた最後のチャンス「ウィンダム選手権」に挑む。
現在、プレーオフ進出の最後の席となる「144位」の選手はマルコ・ドーソンで1,669ポイント獲得している。14日現在、丸山茂樹は1,189ポイントで162位、大輔は685ポイントで189位にいる。丸山茂樹の進出条件はトップ10入り(約675ポイント付与)、丸山大輔はトップ5入り(約1,000ポイント付与)が最低条件になりそうだ。いずれにしろ、両氏とも厳しい状況に変わりはない。
今田竜二(52位⇒53位)
丸山茂樹(161位⇒162位)
丸山大輔(189位⇒189位)
■ その他変動のあった選手■
ジョン・センデン(69⇒46位)
スコット・バープランク(12位⇒10位)
スチュアート・アップルビー(35位⇒30位)
トレバー・イメルマン(45位⇒37位)