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東京五輪「延期なら1年後、代表も再選考」 倉本昌弘強化委員長が私見

東京五輪に向けた日本ゴルフ協会(JGA)・オリンピックゴルフ競技対策本部の強化委員会が24日、都内で開催された。世界で新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、今夏の大会を予定通りに実施するか、延期するかという国際オリンピック委員会(IOC)の判断を待つ形だが、会議終了後に倉本昌弘委員長が取材に応じた。

まず、ほぼ出来上がったという代表ユニフォームは、「2020 TOKYO」というロゴがつけられており、ロゴ変更の可能性があること、またレプリカの販売時期も大会実施時期に応じて変わるため、この日の発表は見送られた。

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ゴルフの競技会場となる霞ヶ関カンツリー倶楽部は、現時点では4月1日から東コース、5月からは西コースもクローズして、9月末まで大会に備える予定になっている。もし大会が延期になった場合、1年後、もしくは2年後まで仕上げたコースを維持できるのか? また、そもそも新たな日程で利用できるのか?という点について、まだコース側との話し合いも持っていないという。新たな日程が決まり次第、動いていくことになりそうだ。

メダル報奨金はリオ五輪から倍増して、金:2000万円、銀:1000万円、銅:600万円になる予定だという。前回大会はJGAが全額を負担したが、今回は日本ゴルフツアー機構(JGTO)と日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が、それぞれJGAと同額を男女代表分として拠出する。

代表選手の選考方法は国際ゴルフ連盟(IGF)が管轄するオリンピックランキングによって決定されるが、倉本委員長は「大会の(約)1カ月前に決まることになっているので、IGFもそういう判断をすると思う。個人的にもそう思う」と、大会が延期された場合、代表決定時期も同様にずれることになるだろうと私見を述べた。

また、大会の延期時期についても「ゴルフに関しては秋にずれるというのはほぼ不可能。(ツアーも盛り上がる時期だし)そうなると、ゴルフは選手が来なくなる。どの競技団体もそう(日程調整が難しく)なってくると思うので、年を変えるのが現実的なのかなと思う。(2021年8月開催予定の)世界陸上が動くのなら、そこ(の日程)に行くことになるのでは」と語った。(編集部・今岡涼太)

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