ベイカレ現地観戦組は練習場も必見!ヘッドカバーを“頭”に載せちゃう珍ドリルとは
◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 初日(8日)◇横浜CC(神奈川)◇7315yd(パー71)
言うまでもなく、「ベイカレントクラシック」は、国内にいながらPGAツアー選手たちの打球を間近で観察できる絶好の機会だ。ドライビングレンジで練習を見ていると、ちょっと珍しい“ヘッドカバードリル”を熱心に行う選手を発見した。
彼の名前はラスムス・ニールガード・ピーターセン。欧州ツアー1勝を挙げ、今年の全英オープンで9位に食い込むなどしたデンマーク期待の若手選手だ。彼は、フェアウェイウッド(ないしユーティリティ)のやや細いヘッドカバーを頭に載せ、打撃練習を行っていた。ヘッドカバーを使う練習方法はどちらかの脇に挟むものが有名だが(ロリー・マキロイも右脇に挟むのがお気に入り)、頭上に乗せて打つのはなかなか珍しいのではないだろうか…?
どうしても気になるので、本人に直撃してみた。
―ヘッドカバーを頭に乗せて打っていますが、どういう意図があるのですか?
ラスムス・ニールガード・ピーターセン(以下、ラスムス):ああ、これのことかい?これはバックスイングでの(頭ないし上体の)高さを保ちながら振ることで、スイングの軸をセンターに保つのに効果てきめんなんだ。頭や上半身が動いてしまうとスイングがブレてしまうからね。ヘッドカバーを載せてインパクトまで落ちないようにすることで、ブレないスイングと正確なインパクトを目指しているんだ。
―これはあなた自身が見つけたドリルですか?
ラスムス:いや、母国デンマークのコーチ、アンドレアス・カーリ(Andreas Kali)の提案によるものなんだ。彼には15年くらい師事していて、ここ7~8年ほどこのドリルを続けている。もともとはビーンバッグ(beanbag:乾燥した豆やペレットを入れた小さな布袋)を使っていたけど、ヘッドカバーで代替できると気づいた。スイングの軸だけでなく、僕にはテンポまで整うメリットもあるんだよ。
やってみると分かるがこのドリル、アマチュアにはけっこう難しい…。それでも、スイングを安定させたいなら週末の練習でトライしてみる価値はあるかもしれない。(横浜市保土ヶ谷区/中島俊介)