プロ8年目の初優勝に涙/松山 無念の途中棄権で今季終了
2023/08/22 17:00
国内女子ツアーで2週連続の初優勝者誕生! 前週の菅沼菜々選手に続いて今度は26歳の蛭田みな美選手がやってくれました。米国では松山英樹選手が大会2日目に無念の棄権…。今週も注目のゴルフニュースをギュッとまとめました。
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「このまま勝てないで終わると…」 蛭田みな美が涙の初V
プロ8年目でシード経験もない蛭田選手がツアー初優勝。西郷真央選手とのプレーオフでは“嫌な緊張”を笑顔で振り払いました。昨年末からウェートトレーニングなどの肉体改造に取り組み、平均236.5ydだった飛距離が今大会は253.167ydを記録。地道な努力が実を結んだ瞬間でした。
練習場で球を打てず 松山英樹はシーズンに幕「原因を作ったのも自分自身」
プレーオフ最終戦進出を目指して臨んだ「BMW選手権」。大会2日目の朝、松山選手は背中の痛みを訴えて棄権し、今シーズンを終えました。体の痛みに悩まされた一年を「この原因を作ったのも自分自身。オフでしっかりやっていきたいなと思います」と締めくくりました。
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国内女子:CAT Ladies
蛭田みな美選手がツアー初勝利を挙げました。出身は現在も拠点にしている人口約3000人の福島県鮫川村です。「家の裏に草原があって、犬を散歩させたりしています。小さいときは素手で魚を捕まえました…」。近くを通るバスは1日に2本と過疎化も進みますが「すごく良い村です」と故郷愛を明かしてくれました。「今回の優勝で自分が住んでいるところや、東北が注目されれば」と話しました。(玉木)
米国男子:BMW選手権
2020年にオリンピアフィールズで同大会が行われたときは、4日間でアンダーパーが5人だけという難しさでした。今年はコースレコードが出まくりの伸ばし合いで、優勝スコアはビクトル・ホブランの通算17アンダー。3日目までにマックス・ホマとサム・バーンズが「62」のコース記録で回りましたが、ホブランは最終日に「61」で記録を更新して3打差から逆転。「自分のラウンドに満足できた」と圧巻のプレーで会場を盛り上げました。(谷口)
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Edited by : 武田涼花
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