4番目の年少記録でツアー2勝目/「二度と打ちたくない」痛恨の一打
2023/08/01 17:00
22歳の平田憲聖選手が国内メジャーを初制覇。その一方では、痛恨の一打によって良い流れを失ってしまった選手がいました。国内女子は櫻井心那選手が歴代4位の年少記録でツアー2勝目。日本勢10人が出場した海外女子メジャーは、畑岡選手と笹生選手が上位でフィニッシュしました。また、連続記録がかかる松山選手の最終戦出場の見通しは? 今週も最後までお楽しみください。
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日本選手歴代4位の“年少ツアー2勝” 19歳の櫻井心那「こんなに早く…」
6月にツアー初勝利を挙げた19歳の櫻井心那選手が早くも2勝目。激しい伸ばし合いとなった大会を通算21アンダーで制しました。現在の最大目標は9月に地元の長崎で開催される「日本女子プロ選手権」。ツアー後半戦で“櫻井旋風”が巻き起こるかも!?
畑岡奈紗はメジャー初Vならずも今季ベスト3位
メジャー初制覇へ3打差を追った最終日の畑岡選手。地元の大声援を受けて前半にスコアを伸ばした首位ブティエ選手に対し、ショットに不安のある畑岡選手はついていけず、もどかしい展開となりました。今季メジャーも残すところあと1戦。「全英女子」での雪辱に期待が高まります。
ショット1位も「なにもよくない」 松山英樹は焦りと悔しさ残る
10年連続プレーオフ最終戦出場へ向けて正念場の松山選手。最終日は「67」とスコアを伸ばして30位でフィニッシュしたものの、プレー内容は到底納得できるものではなかったようです。松山選手が現在のポイントランクで出場できるのはあと2戦。そこでドラマを起こせるでしょうか。
「二度と打ちたくない。全て台無し」 中島啓太の痛恨の一打
首位と1打差で最終日の15番ホールを迎えた中島選手。1Wで放ったティショットはまさに「完璧」なはずでした。ところがボールは下り斜面で前へ跳ねて340yd先の池へ…。たった1打で失った流れを取り戻せず、5位で4日間の戦いを終えました。
LAST WEEK NEWS
国内女子:楽天スーパーレディース
優勝争いを演じた鈴木愛選手はジャニーズグループ「なにわ男子」のファンを公言しており、特に好きなメンバーは高橋恭平さん。昨年「TOTOジャパンクラシック」の会見でも「結婚したい…」と照れながら話し、現在までの投資金額は「50万円はいっていないと思うけど、30はいっているかも」。欲しいグッズを手に入れるためにはどうしてもお金を使ってしまうそうですが、今回は単独3位に入って賞金700万円ゲット。しっかりと糧にしています。(石井)
米国女子:アムンディ エビアン選手権
優勝した2019年の「全英女子」ではもぐもぐタイムが注目された渋野日向子選手。しかし、ここ最近は「そんな余裕はないっす」と補食は“栄養ゼリー”など必要最低限にとどめていました。ただ、今週は3カ月ぶりの予選通過を果たすなど、調子も上がりつつあります。2週後の「全英女子」に向けて「解禁してみようかな」と笑顔で話していました。「タラタラしてんじゃねーよ」などが再び脚光を浴びるかもしれません。(玉木)
米国男子:3Mオープン
残念ながら予選落ちしてしまった小平智選手は、土曜日に会場のドライビングレンジで練習に打ち込んでいました。その横を見ると、同じく決勝に進めなかったジャスティン・トーマス選手も練習をしていて、少しびっくりしたそうです。と同時に、「回っている組よりギャラリーが見に来ていましたよ」と小平選手。練習場で打ち込むトップ選手を多くのファンが見守っていました。来週のレギュラーシーズン最終戦で、ぜひ活躍してもらいたいですね。(谷口)
国内男子:日本プロゴルフ選手権
国内メジャー初優勝を遂げた平田憲聖選手。常にクールに振る舞うポーカーフェイスが印象的ですが、日常でリラックスできるのは大阪の実家で飼っているワンちゃんと遊ぶ時間だといいます。2020年の年末頃から家族として一緒に過ごしているのは、ミニチュア・シュナウザーの「ププ」と「ビビ」。「遊んでいるときは一番テンションが高いですね」と顔をほころばせました。ツアーを転戦する生活の中でゆったりできる時間を持つことはとても大事ですね。(内山)
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Edited by : 武田涼花
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