スコットランドのセントアンドリュース オールドコースで開催されている、海外女子メジャー第4戦「全英リコー女子オープン」の2日目。首位に3打差の18位タイからスタートした佐伯三貴が、パー4で2つのイーグルを奪うなど「66」をマーク。6つ伸ばして通算9アンダーとし、単独首位に浮上して2日目のラウンドを終えた。

トップから6組目、午前7時25分にスタートした佐伯は、2番のボギーを挟んで1番、3番とバーディ奪取。そして4番、7番と、いずれもパー4の2打目をカップに直接ねじ込み、リーダーボードを一気に駆け上がった。前回セントアンドリュースで開催された07年大会でも最終日に｢67｣のビッグスコアをマークし、日本勢最高位となる7位タイに急浮上した佐伯が、その6年後に“聖地”で再びの躍動を見せた。

なお、日本勢はすでにトップスタートの上原彩子と、5組目の比嘉真美子がホールアウト。上原は「74」と2つ落とし、通算1アンダーは現時点での予選カットライン上まで後退。メジャー初挑戦の比嘉は3バーディ、ノーボギーと3つ伸ばし、通算5アンダーとトップ10圏内に食い込んで2日目のラウンドを終えた。