有村智恵、米ツアーでも安眠対策はバッチリ!
GDO編集部が選ぶ 2012年海外女子ツアー10大ニュース
近年台頭を見せているアジア勢の台頭が、さらに際立つ展開となった今年の海外女子ツアー。今シーズンGDOが配信した全ての記事をもとに、編集部が2012年海外女子ツアーの10大ニュースを選出しました。
華やかさとたくさんのドラマに満ちた1年間を振り返ります。
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■ ■■ 第1位 ■■■
<宮里美香が逃げ切り、悲願のツアー初勝利!>
宮里美香が、ついに米国女子ツアー初タイトルを手にしました。09年から米国を主戦場に移し、あと一歩まで迫りながら逃し続けてきた勝利の瞬間。宮里藍と同じく、本格参戦4年目で歓喜の時を迎えました。来シーズン以降、さらなる飛躍に期待したいですね。
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■ ■■ 第2位 ■■■
<ステーシー・ルイス、米国勢として18年ぶりの最優秀賞選手>
1994年のベス・ダニエルを最後に、長く米国勢の手に渡ることがなかった年間最優秀選手賞“プレーヤー・オブ・ザ・イヤー”。米国勢として孤軍奮闘の活躍を見せたステーシー・ルイスが獲得し、栄えあるビッグタイトルが18年ぶりに米国勢の元へと戻りました。
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■ ■■ 第3位 ■■■
<上原、有村が米ツアー出場権を獲得>
米国女子ツアー挑戦を表明していた有村智恵と上原彩子が、11月のファイナルQTを上位突破。見事に出場権を獲得し、来シーズンは世界最高峰の舞台へと挑みます。ともに手首のケガを経験し、悔いの無いゴルファー人生を全うすべく選択した海外への挑戦。その覚悟が実ってくれることに期待したいですね。
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■ ■■ 第4位 ■■■
<宮里藍が年間2勝 2年ぶりに複数勝利>
昨シーズンは1勝に留まった宮里藍が2勝を挙げ、2010年以来2年ぶりとなる年間複数タイトルを手にしました。毎年目標に掲げているプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(最優秀選手賞)とメジャー初勝利には届きませんでしたが、来シーズンこそ悲願の瞬間を迎えられるでしょうか。
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■ ■■ 第5位 ■■■
<朴仁妃が米国女子ツアー賞金女王へ>
米国女子ツアーで2勝を挙げた朴仁妃が、自身初の賞金女王を獲得しました。勝利数こそ目立ったものではありませんが、特筆すべきは安定性。24試合に出場し、2位フィニッシュが6回、予選落ちは僅かに1回のみ。日本ツアーでも優勝1回、2位は4回を数えるなど、その強さは際立っていましたね。
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■ ■■ 第6位 ■■■
<アジア勢が海外4大メジャーを制覇>
アジア勢の強さが顕著に表れたのが、真の実力者のみが頂点に立つことを許されるメジャー戦。ユ・スンヨン、フォン・シャンシャン、チェ・ナヨン、申智愛の4人がそれぞれタイトルを獲得し、アジア勢が4大メジャーを制覇する快挙を遂げました。
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■ ■■ 第7位 ■■■
<フォン・シャンシャンが中国勢としてメジャー初優勝>
6月の海外メジャー第2戦「ウェグマンズLPGA選手権」をフォン・シャシャンが制し、中国勢では初となるメジャータイトルホルダーにその名を刻みました。その強さは、日本のゴルフファンもよく知るところ。名実ともに、中国女子ゴルフ界をリードする存在となりました。
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■ ■■ 第8位 ■■■
<15歳アマ、リディア・コーが最年少優勝>
8月開催の米国女子ツアー「CNカナディアン女子オープン」で、当時15歳のアマチュアでニュージーランド出身のリディア・コーが、レクシー・トンプソンが持つ16歳8カ月8日を更新する同ツアー最年少優勝を達成。今年1月の豪州女子ツアーでも最年少優勝記録を塗り替えており、海外女子ゴルフ界の記録を次々と塗り替えている驚異のアマチュアです。
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■ ■■ 第9位 ■■■
<女王ヤニ・ツェンが失速>
昨シーズンはプレーヤー・オブ・ザ・イヤーと賞金女王のダブルタイトルを手にし、まさに“女王”の称号を確固たるものにしたヤニ・ツェン。今シーズンは開幕から5試合で3勝を挙げるロケットスタートを切りましたが、以降は2試合連続予選落ちを喫するなど低迷が続き、両タイトルを逃す結果に終わりました。
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■ ■■ 第10位 ■■■
<申智愛が9ホールのプレーオフを制し、2年ぶりの勝利>
左手首の疲労骨折により骨が剥離し、5月にアメリカで除去手術を受けてから長く戦列を離れていた申智愛。7月の日本ツアーで復帰を遂げると、9月の「キングスミル選手権」で2年ぶりの勝利。さらに翌週の「全英リコー女子オープン」も制し、一気に完全復活を果たしました。
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