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GDO編集部が選ぶ2023年の10大ニュース<国内女子編>

5位:岩井ツインズがツアー初の姉妹でプレーオフ

5月「RKB×三井松島レディス」では、54ホールを首位タイで終えた双子の姉・岩井明愛と妹・岩井千怜山下美夢有が三つ巴のプレーオフを戦った。姉妹そろってプレーオフに進出したのはツアー史上初だった。

18番(パー5)を使用したプレーオフ2ホール目では、第2打で姉妹そろって“直ドラ”を披露。バーディを奪取した岩井千が勝利をつかんだ。

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4位:櫻井心那が史上3人目の10代4勝

雨によるコースコンディション不良のため、最終ラウンドが中止となった10月の「富士通レディース」。36ホール終了時点で単独首位に立っていた櫻井心那がシーズン4勝目を挙げた。10代でのツアー4勝は、宮里藍さん、畑岡奈紗に続く史上3人目の快挙となった。

3位:イ・ボミが日本ツアー引退

2015、16年と2年連続で賞金女王に輝いたイ・ボミ(韓国)が10月「マスターズGCレディース」を最後に日本ツアーを引退した。日本ツアー初出場となった11年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」から通算289試合、862ラウンド、優勝21回、トップ10入り110回、予選落ち54回、棄権4回、生涯獲得賞金は歴代11位の8億6632万2664円だった。

2日目のホールアウト後には50人以上の女子プロが参加したサプライズセレモニーが行われるなど、多くの仲間とファンに見守られながら“スマイル・キャンディ”が花道を飾った。

2位:原英莉花が手術乗り越え2年ぶりV&国内メジャー3勝目

女子ゴルファー日本一を決める10月の「日本女子オープン」で、原英莉花が単独首位で迎えた最終日に「68」でプレー。菊地絵理香らの追撃を振り切り、およそ2年ぶりのツアー5勝目&20年以来の大会2勝目を挙げた。24歳228日での国内メジャー3勝は、畑岡、諸見里しのぶ樋口久子に次ぐ史上4番目の年少記録となった。

長年苦しんだ腰痛のため5月にヘルニアの摘出手術を受け、8月の「北海道meijiカップ」で復帰。「練習も、やりたい動きもできなかった」という時期を乗り越えて頂点に立ち、喜びをかみ締めた。

1位:山下美夢有が最終戦連覇&2年連続年間女王

今季のツアー優勝者に加え、世界ランキング上位者、メルセデスランキング(MR)上位者の40人が出場したシーズン最終戦の「ツアー選手権リコーカップ」で、MR1位の山下が後続に3打差をつけて連覇を達成。ポイントレースでもMR2位の申、同3位の岩井明らに競り勝ち、2年連続で年間女王に輝いた。

2年連続の年間(賞金)女王戴冠は2015、16年のイ・ボミ以来8人目で、最終戦の連覇は07、08年の古閑美保以来4人目。また、2年連続年間5勝は88年のツアー制施行後では不動裕理、宮里藍さん、イ・ボミに次ぐ4人目となった。

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