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3季ぶりツアー通算15勝 石川遼の優勝を振り返る

◇国内メジャー第2戦◇日本プロゴルフ選手権 最終日(7日)◇いぶすきゴルフクラブ 開聞コース(鹿児島県)◇7212yd(パー70/71)

27歳の石川遼が2016年「RIZAP KBCオーガスタ」以来となるツアー15勝目を、「国内三大大会」初制覇で飾った。これまでに成し遂げた記録と記憶に残る勝利を振り返る。

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史上最年少優勝

東京・杉並学院高1年でアマチュアだった2007年、初めて出場したプロトーナメント「マンシングウェアKSBカップ」で優勝。最終日は決勝ラウンドとして36ホールの戦いが行われ「最後まで疲れたとか弱音を吐かないように心がけた」と話した。15歳245日のツアー史上最年少優勝記録を樹立。愛称“ハニカミ王子”が定着した。

プロ初優勝

同校在学中の08年1月、16歳でプロ転向を宣言。同11月の「マイナビABCチャンピオンシップ」でプロ初優勝を果たす。「先のことはマスターズに勝ちたいということだけ」と夢を語った。17歳46日での優勝で、プロとしての史上最年少優勝を3年以上縮めた。

史上最年少賞金王

09年は「サン・クロレラ クラシック」で初日から首位を守り切る完全優勝。4勝をあげて、史上最年少賞金王(18歳)に輝く。

世界最少ストロークの「58」でギネス記録

10年「中日クラウンズ」を通算13アンダーで優勝。最終日にマークした「58」は世界最少ストロークでギネス記録を更新し「夢の中でプレーしているような18ホールでした。自分のプレーを楽しめた」と振り返った。

腰痛から復活V

米ツアーを主戦場としていた16年は腰痛により、5カ月の戦線離脱を強いられたが、復帰2戦目となった同年8月「RIZAP KBCオーガスタ」で完全優勝。「この優勝にも満足していない。これからも、もっと上を目指したい」。同年3月の結婚後、初めての優勝(通算14勝目)を飾った。

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