ショット、パットがかみ合った!横尾要が11アンダー単独首位
テキストライブ/ダンロップフェニックストーナメント 2日目
■ ニコニコ笑顔がトレードマークのローズです
2002/11/22 金曜日 午後4:00
初日5アンダー2位の好位置につけたジャスティン・ローズは、前半14番、後半は4番パー5でバーディを奪ったが、それ以外の16ホールはすべてパー。チャンスらしいチャンスにも恵まれなかった。それでも、腹を立てたり、イライラもしないような笑顔が続く。ラウンド後も通路わきにいた10歳くらいの女の子に近寄り、今カップインしたボールをそっと手渡した。今回参加している海外選手すべてが、気軽にサインに応じていた。もちろん、タイガーも。サインをもらうのはラウンド前かラウンド後、プロアマではないので、ラウンド中は選手にねだらないように!
■ パットが決まらず、タイガー我慢のゴルフ
2002/11/22 金曜日 午後2:00
お待たせしました、タイガー情報です。今日のタイガーはアイアンは少し良くなっているが、バーディパットが決まらない。スタートから3ホール連続で惜しいバーディパットを外し、嫌なムードが漂った。しかし4番パー5では、2オンこそできなかったがセカンドショットをグリーン手前まで運んだ。そして、3打目のアプローチがカップに吸い込まれイーグルを奪った。今大会初のアンダーパーに突入。これで波に乗るかと思ったが、パットは相変わらずダメ。現在13番を終えて2アンダーのまま。対象的にパッティングが決まっているのが横尾要。15番を通過して6つ伸ばし11アンダー独走だ。
■ 横尾要が8アンダーまで伸ばしてクラークに追いついた
2002/11/22 金曜日 正午12:00
2日目中盤、7アンダー単独首位からスタートしたダレン・クラークは、1つしか伸ばせず14番を終了して8アンダー。そのクラークを捕らえたのは、米国帰りの横尾要だ。1番でバーディスタートをきった横尾が、3番で7アンダーのクラークに追いついた。クラークが14番でバーディを奪い引き離しにかかったが、横尾も7番パー5で伸ばして再び並んだ。横尾はショットが安定しているので、まだまだ伸ばしそう。しかし、1打差の6アンダーには尾崎直道などが追い上げてきている。いよいよ首位争いが激しくなってきた。
■ タイガー、ティオフ。今日もアイアンを握った
2002/11/22 金曜日 午前10:00
10時ちょうど、片山晋呉、谷口徹の順にティショットを行い、最後にタイガー・ウッズ。手にしたクラブは今日もアイアン、386ヤードと比較的距離のないパー4なので、タイガーはウッドで打つ必要がない。写真はティグラウンドで素振りをしている時のモノ。いくらタイガーでも、こんなリラックスした表情では打たない。初日はショットが悪かったと言い、練習場に駆け込んだが、その効果は早速現れるのだろうか。注目の1番ホールはパーで通過していった。朝方まで降り続いた雨は完全に晴れ上がり、青空が広がってきた。
■ 情報発信の基地、プレスセンターはこんなところだ
2002/11/22 金曜日 午前9:00
9時を過ぎて、練習場に選手が続々とやってきた。と同時に、取材陣やカメラマンも練習場に集まりだす。ちょうど人が出払ったので、今回はメディアセンターを紹介しよう。スポーツ新聞、ゴルフ専門誌はもちろん、今大会はタイガーなど世界の強豪が出場するため、海外メディアも含め総勢100名を超える記者がここで仕事をする。正面のボードには注目選手の各ホールのスコアが表示され、左のボードは全選手のスコアが張り出される。右サイドにテレビモニターが11台用意され、各ホールの中継が音声なしで流されている。ここにいるだけで、おおよその状況は把握できる。しかし、生きた情報を入手しようと、コースに出て選手のラウンドを追いかけるのだ。のんびりしている場合ではない、私もコース内を駆け巡ろう。
■ 気合い十分、ギャラリーベンチは7時30分でほぼ満席
2002/11/22 金曜日 午前8:00
大会2日目の朝、スタート前の選手が練習場に現れる。その選手たちよりも早く、練習場にはギャラリーの垣根が形成されていた。注目のタイガー・ウッズのスタートは10時、およそ1時間まえに練習場に入ると見られているが、ギャラリーは、少しでも多くの選手を見ようと気合いが入っている。7時30分の時点で練習していたのは、8時30分のトップ組でスタートする野仲茂、金城和弘など数名。それでもご覧の通りギャラリースタンドは満席に近い状態だ。特等席をキープしようと、暗いうちにゲート前に並んでいた人も多かった。
【GDO本橋英治】