佐渡充高が簡単解説!初めてのPGAツアー【第二十八回】
欧州PGAツアー「ドイツ銀行SAPオープン」プレビュー2
アーニー・エルスは「EDSバイロン・ネルソン選手権」最終日の67で結果トップ10入りの7位タイ。試合直後に飛行機に飛び乗り、ドイツ入りしている。昨年は手首の怪我のため参戦を見送った「ドイツ銀行SAPオープン」にエルスが戻ってきた。世界ランキングトップ20のうち6名が集っている欧州PGAツアーでもトップ級のビッグイベントだ。
残念ながら常連のひとり、タイガー・ウッズが不在だが、ニック・プライス、レティーフ・グーセン、アダム・スコット、ポール・ケイシー、ダレン・クラーク、ニック・ファルド、トーマス・ビヨーン、コリン・モンゴメリー、パドレグ・ハリントン、ルーク・ドナルド、ジャスティン・ローズにリー・ウエストウッドと若手から大ベテランまで、まるでライダーカップ欧州選抜メンバーのような顔ぶれが揃った今年の「ドイツ銀行SAPオープン」。
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ジャスティン・ローズ
「今季はタイガーの参戦が叶わなかったけど、でもタイガーやエルスが参戦していることで大会のランクがアップしているのは事実。おかげでどんどんと参戦選手の層も厚くなり、選手たちにとって憧れの大会になっているよ」
厚い選手層を率いるのは世界ランキング3位のアーニー・エルス。エルスは今季4戦しているすべての欧州PGAツアー試合でトップ10入りを果たしている。また欧州PGAツアーで現在最も勢いのあるミゲル・アンヘル・ヒメネスももちろん参戦。今季すでに3勝挙げているヒメネス、1勝目のジョニー・ウォーカー前は世界ゴルフランキング100位以下にいたが、現在は35位まで浮上している。
ベン・カーチス
「欧州のベストメンバーにエルスら世界のトップランキング選手も集っている。そんな世界トップ級にチャレンジするチャンスは滅多にないからね。チャンスを活かして自分もベストを尽くしたいよ」
*エルスをはじめ、欧州PGAツアーの名だたるプレーヤーが集結する「ドイツ銀行SAPオープン」は今夜から4夜連続、衛星生中継予定