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2016年 全米オープン
期間:06/16〜06/19 場所:オークモントCC(ペンシルベニア州)

貴方の知らない(かもしれない)オークモントの10の事実

6. オークモントのバンカーは聖地オールドコースの約2倍

難しいグリーンと深いラフで知られるオークモントを決定付ける特徴はバンカーである。コースには、有名な3番ホールの“チャーチピューズ”バンカーを含む、スタイルの異なる多くのバンカーが点在している。オークモントには合計210個のバンカーがあり、これはセントアンドリュースのオールドコース(バンカーの数は112個)の約2倍の数である。

7. 「全米オープン」史上最長のパー3

大半のゴルファーにとって、288ydのホールと言えば、短いパー4であり、バーディチャンスを意味する。しかしながら、オークモントCCでは、288ydの8番ホールは、最も長いパー3として「全米オープン」の歴史に君臨している。2007年大会では、このホールは4日間を通じて261、279、281、そして300ydに設定され、平均スコア3.45はその週5番目の難度となった。とはいえ、トレバー・イメルマンにとってはそこまで難しいホールではなかったようだ。かつての「マスターズ」王者は、2007年大会の練習ラウンド中、このホールでホールインワンを達成したのである。

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8. 2007以降、7000本以上の木々が伐採された

2007年の「全米オープン」に先駆け、オークモントCCでは、原初のリンクススタイルを取り戻し、地所の全景を改善すべく、約7000本の木々が伐採された。それ以降も更に7500本以上の木々が伐採されており、今では18番グリーン奥にあるコースを象徴するオークモントのクラブハウスから全ホールが臨めるようになった。

9. 練習グリーンでもある9番グリーン

今週オークモントでアウトコースのプレーを終える選手たちは、9番ホールの2打目を打つ際、グリーンの一風変わった背景に出迎えられることになる。それは、9番グリーンと練習グリーンが同じ一続きの面になっているがゆえ。選手たちは477ydのパー4で2打目の残り距離を測定しようとグリーンを見ると、その奥では、クラブハウスの前で大勢の選手やコーチたちが練習に勤しんでいる光景を目にすることになる。この2つのエリアはグリーンの両側にある2本の青杭のみで仕切られている。驚くべきことに、もし、選手が練習グリーンから9番グリーンへパットし、9番グリーンからパットして練習グリーンへ戻した場合、その選手は規則7-1b (コース上のパッティンググリーン面のテスト)により失格となってしまうのである。

10. ベン・ホーガンはオークモントで全米4勝目を達成した際、予選会から勝ち上がっていた

1953年にオークモントで「全米オープン」が開催された際、シードとして出場権が与えられたのは前年王者の1枠のみで(この時はジュリアス・ボロスだった)、当時既に「全米オープン」で3勝を挙げ、時の「マスターズ」王者であったベン・ホーガンも他の選手たちと共に、36ホールで行われた予選会から出場しなければならなかった。そこでしっかりとすべきことを果たしたホーガンは、最終ラウンドのバックナインで3つのバーディを奪い、2位のサム・スニードに6打差をつけて4度目の「全米オープン」制覇を達成し、ウィリー・アンダーソンとボビー・ジョーンズの持つ「全米オープン」最多優勝記録に並んだ。ご存知の通り、ホーガンはこの数週間後、カーヌスティで開催された「全英オープン」も制覇し、シーズン三冠を達成したのである。

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