2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス

久常涼の反省「最近は泥臭さがない」 ベストシーズンでもまだ遠い松山英樹の背中

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 4日目 久常涼
久常涼は日本開催のPGAツアーで上位進出を逃した

◇米国男子◇ベイカレントクラシック Presented by レクサス 最終日(11日)◇横浜CC(神奈川)◇7315yd(パー71)◇晴れ

苦しんだ末にもらった“ごほうび”をすぐに手放してしまう。後半14番で10m近いバーディパットを沈めた久常涼は、16番(パー3)でボギーをたたいた。「もう少し良いプレーをしたかった。本当に多くのギャラリーの皆さんに応援頂いたので頑張りたかった。ちょっと残念な結果になって本当に申し訳ないです」。期待が大きかったのを分かっていたからこそ、最終日の「72」、通算5アンダー41位の結果に頭を下げる。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 4日目 久常涼
ショットでグリーンを攻め立てた

世界選抜の一員として出場した2週前の「プレジデンツカップ」以来の試合は「ショットの調子がいい」ことを自認していた。その言葉通り、4日間のパーオン率76.39% (55/72)は出場した72人のうち3位。全体66位だった平均パット(パーオン時)1.82は、チャンスを逃し続けた証拠でもあった。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 4日目 久常涼
パッティングの課題を来シーズンに持ち越す

PGAツアー初勝利は参戦4年目となる来シーズンに持ち越した。「優勝はできなかったですけど、トップ50に行けて一つの目標はクリアできた」という一定の自己評価は、「(プレーオフシリーズ最後の出場試合)BMW選手権は最終日の最後が3パットボギーだった。今回もダブルボギーフィニッシュ。気持ち良くは終われない」と不満にかき消される。

今季はエリート選手が集うシグニチャーイベント(昇格大会)8試合に出場。メジャーも3大会プレーした。着実なステップアップを語る上で、大先輩の松山英樹の存在は欠かせない。練習ラウンドを毎週のようにともにし、プレジデンツカップではペアで力を合わせるなど距離感を詰めてきたが、背中が近づいた実感は「全然ないです。遠いですね」という。「やっぱり違いはあると思います。ゴルフだから、何があるか分からないということも含めて、最近は自分に泥臭さがない」と視線を下げた。

2026年 ベイカレントクラシック Presented by レクサス 4日目 久常涼
多くのギャラリーを引き連れた

2026年の出場試合は残すところ、12月のDPワールドツアー(欧州ツアー)「キャピタルドットコム オーストラリアオープン」(オーストラリア・キングストンヒースGC)とするつもり。はた目から見た前進に、満足しない日本人選手がここにもいる。(横浜市保土ヶ谷区/桂川洋一)

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