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ライダーカップ目前!欧州選抜メンバーの調子は!?

コリン・モンゴメリーは腰痛のため、ライダーカップまでの試合をすべて欠場する予定。さらに彼のコーチによると、ライダーカップへの参戦そのものも、50%の確立になってきてしまっているという。また最近好調で、今季のメジャーで常に上位に食い込んでいた欧州のホープ、パドレイグ・ハリントンも怪我。全米プロ選手権の時は首と肩、今度は左足首に故障があるという。しかしライダーカップまでには完治するとみられる。

こんな主要選手の「不安材料」の中、のキャプテン、サム・トーランスの頭痛の種を減らしてくれたのが、トーマス・ビヨーンの「BMW国際オープン」優勝のニュース。実はライダーカップ・メンバーによる優勝は3ヶ月ぶりだった。そのビヨーンと競ったのがベルンハルト・ランガーだったことも、トーランスの肩の荷を少し軽くしたことだろう。ランガーはここまでトップ10フィニッシュが今季1度しかなかった。またダレン・クラークも「NEC招待」、そして先週の「エアカナダ」でも最終日に(66)をマークし9位タイでフィニッシュしている。

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しかしこのダレン・クラークを含み、メンバー中8人が「全米プロ選手権」で予選落ちしている状況。フィリップ・プライスに至っては、この2ヶ月間にトップ40位フィニッシュさえしていない。リー・ウエストウッドの不調はずいぶんになるが、やっと「NEC招待」で初日に(66)をマークし、今季ベストの15位タイを獲得した。

リー・ウェストウッド
「誰も不調のままライダーカップに出場したくないさ。団体戦だし、みんなの足をひっぱりたくないしね。でもやっと調子が戻ってきているし、ライダーカップまでには自分のベストの状態を引き出したいね。」

何気に安定したプレーを維持しているのがスウェーデン勢。ピエール・フルケはこの4参戦で2度のトップ10入り。うち1つは全米プロ選手権での10位タイ。またニコラス・ファスも全米プロは予選落ちとなったものの、この7参戦で3度のトップ10入り。トーランスにとって一番頭の痛い選手はキャプテン推薦のイェスパー・パーネビック。昨年の今ごろは世界ランキングの22位にいたパーネビックは今は50位から脱落。今年4月以降トップ10入りはひとつもなく、スコアもこの3ヶ月半で3回しか(70)を切れていない。

*「第34回ライダーカップ」は9月27日から29日までの3日間「ザ・ゴルフ・チャンネル」で完全独占生中継

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