首位タイに並んだポーラ・クリーマーとジェーン・パーク。抜け出すのは？(Scott Halleran/Getty Images)

シンガポールにあるタナ・メラCCで開催されている、米国女子ツアー第3戦「HSBC女子チャンピオンズ」の2日目。宮里藍が通算4アンダーで5位タイと好位置をキープ。首位にはポーラ・クリーマーとジェーン・パークが通算6アンダーで並んでいる。

初日4位タイと初優勝へ向けて好スタートを切った宮里藍。前半はすべてのホールをパーでしのぎ、スコアをキープ。後半、バーディでスタートを切るも波には乗りきれず、終盤16、17番で連続ボギーを叩き、スコアを落としてしまう。しかし、前日ボギーを叩いた最終18番で見事にバーディを奪い、イーブンパーでラウンド。S.Y.ヨー（韓国）と並び、通算4アンダー5位タイで後半戦に臨む。明日の動向から目が離せない。

＜＜　下に続く　＞＞

16位タイからスタートした上田桃子は、前半で一つスコアを伸ばすも、後半に3ボギーを叩き、通算イーブンパーでホールアウト。27位タイに後退している。25位タイとまずまずの順位で2日目を迎えた大山志保。しかし、この日はスタートホールでダブルボギーを叩く最悪のスタート。この後も常にボギーが先行する苦しい展開。最終ホールもボギーで終える後味の悪さで通算5オーバーとし、58位タイに順位を落としている。

注目の首位争いは、ジェーン・パークとポーラ・クリーマーの争いに。どちらもしぶとくスコアを伸ばし、通算6アンダー。どちらもトップの座を譲る気配はない。1打差で2人に続くのは金美賢（韓国）とキャサリン・ハル（オーストラリア）。そして、“女王”ロレーナ・オチョア（メキシコ）は、後半にスコアを落とし通算2アンダー、11位タイに後退。ここからどのような逆襲を見せるのか楽しみだ。