P.クリーマーとのマッチレースを制したB.レカリ（Hunter Martin／Getty Images）

◇米国女子◇マラソンクラシック 最終日◇ハイランドメドウズGC（オハイオ州）◇6,428ヤード（パー71）

通算12アンダーの首位で並び最終日を迎えたポーラ・クリーマーとベアトリス・レカリ（スペイン）の2人の一騎打ちは、1打差でレカリが競り勝ち、3月の「キアクラシック」以来となるツアー2勝目を果たした。

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3位以下に3打差をつけてスタートした2人は、前半7番までに3つずつバーディを奪い15アンダー。後半の14番パー3でバーディを奪ったレカリが一歩リードすると、16番は互いにバーディ。その差を最後まで守ったレカリが勝利を掴んだ。

通算13アンダーの3位タイはジョディ・エワートシャドフ（イングランド）とレクシー・トンプソンの2人。通算10アンダー5位タイにアンジェラ・スタンフォードとジャッキー・コンコリノが並んだ。

首位とは3打差の3位タイから逆転優勝を狙った有村智恵は、スタートの1番でボギーをたたくと、10番もボギー。その後、14番パー3、最終18番パー5でバーディを返すがスコアを伸ばせず通算9アンダーのまま。ステーシー・ルイス、アマチュアのリディア・コー（ニュージーランド）らと並び7位タイとなった。

その他の日本勢は、上原彩子が1ストローク伸ばして通算6アンダーの19位タイ。宮里美香は、スコアを3つ伸ばして通算4アンダーの27位タイに浮上。上田桃子は今大会初のアンダーパーを記録し、通算1アンダーの45位タイで4日間の戦いを終えた。