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2002年 全米女子オープン
期間:07/04〜07/07 場所:プレイリーデューンズCC(カンザス州)

難コンディションの中、ソレンスタムがスコアを伸ばし首位タイに浮上

米国女子ツアーメジャー大会「全米女子オープン選手権」2日目。遂に難コースが牙をむいた。強風が吹き荒れ、スコアを落とす選手が続出。プレーした147名中、アンダーパーを記録したのがたったの4名。パープレーが5名で、138名がオーバーパーを記録し、そのうちの31名が、この日だけで10オーバー以上を叩いてしまった。

この難コンディションを耐え抜き、首位に立ったのは、ローラ・ディアス、ジュリー・インクスター、アニカ・ソレンスタムの3名。この中でソレンスタムだけがアンダーパーを記録。3人がトータル1アンダーで並んだ。ソレンスタムにとっては、予定通りというところか。

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スコアを落としたものの首位に残ったインクスターは、「風が強くて、難しいコースがさらに難しくなった。例えば、追い風のホールでは、ピンがグリーン前方に切ってあり、しかも池越えだから安全にグリーンを狙うと、奥からの下りのパットを残すことになる。我慢するだけだった。ソレンスタムがいる限り、ベストを尽くさなければ勝てない。このコースでは積極果敢に攻めることが出来ないので、チャンスが来たら、1つずつものにしていく確実性が求められる」とコメントを残して、練習場へ向かった。

3連覇をかけて今大会に乗り込んできたカリー・ウェブは、初日の79(+9)が響き、結局トータル12オーバーで、予選落ちした。期待と記録のダブルプレッシャーに押しつぶされたか。

日本勢は3名出場しているが、16位タイでスタートした不動裕理が大乱調で、この日80を叩き、トータル11オーバー79位タイフィニッシュ。小俣奈三香がトータル10オーバーの70位タイ、中島真弓が18オーバー、129位タイで、全員が予選落ちを喫した。

また、今回で全米女子オープンから退くことを発表したナンシー・ロペスは、20オーバー、137位タイで予選落ち。殿堂入りを果たしたロペスも、遂に全米女子オープンだけは未勝利に終わった。

「思うようなプレーができなくなったので、全米女子オープン出場はこれが最後。家族と過ごす時間が欲しい。全米女子オープンは、25回挑戦し、1勝もできなかった。しかし4回も2位フィニッシュできたことは、自分にとって、勝利に等しいことだと思っている」

試合は、トータル9オーバー、58位タイまでの69名が決勝ラウンドに進んだ。

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