「リベンジじゃないですけど」“未遂”から現実にしたエース 西郷真央はショット好調
◇米国女子◇ロッテ選手権 初日(1日)◇ホアカレイCC(ハワイ州)◇6530yd(パー72)
先週の「アーカンソー選手権」最終日、西郷真央はホールインワンを達成した。グリーン手前に大きな池が広がる前半3番(パー3)、7Iで放ったティショットは手前側に立つピンに向かって飛びカップイン。実はこれには布石があった。
初日に別のパー3で打った8Iでのショットが、カップに入ったと思いきや、勢い余って飛び出てしまったという。「ピンから離れていっちゃって、バーディも獲れませんでした…」。だから2日後のエースは「“リベンジ”じゃないですけど、ちゃんと入ってくれて良かったです」と、ホッとして振り返るような一撃だった。
ハワイに移動してもアイアンショットがキレている。アーカンソーのコースとは芝質が違い、先週はわずかに浮いていたように感じたボールが、ここでは「沈んだり、その下に奥行きがあったりしてちょっと打ちづらい」
少しずつ調整を施し、初日はパー行進で迎えた後半にバーディを並べる。3mのチャンスを生かした13番に続き、14番、15番(パー3)とショットをピンそば1.5m前後につけて3連続バーディ。グリーン右奥からのアプローチが風に押された16番は、2mのパーパットをねじ込んだ。
「大きいセーブだった」と勢いを緩めず、17番は再びアイアンでピン左1.5mをとらえて4つ目。ノーボギーで「68」をマークし、「天候が難しかったんですけど、前半に(バーディが)来ない中でも自分の気持ちをコントロールしつつ、後半に伸ばせたので良かった」とうなずいた。4アンダーは首位と3打差の10位発進。「ティショットを確認したい。ちょっと整えられたら」と日没間際の練習場へ急ぎ足で向かった。(ハワイ州エワビーチ/桂川洋一)