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2002年 全米女子オープン
期間:07/04〜07/07 場所:プレイリーデューンズCC(カンザス州)

インクスターが首位スタート。 ソレンスタムは初日静かにパープレー

米国女子ツアーメジャー「全米女子オープン選手権」が開幕した。初日、首位に立ったのはローラ・ディアス、シェイニー・ワウ、ジュリー・インクスターの3名。

インクスターは通算27勝、メジャー6勝を誇る現役殿堂入り選手だ。この日は、現在女子ツアー界ナンバーワンのアニカ・ソレンスタムと同組でラウンドした。

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「序盤は緊張をほぐすのに苦労した。『これは普通のトーナメントなんだ』と自分に言い聞かせたが、1番ホールで早速ティショットをラフに入れて焦った。運良く打ちやすい状態だったので、2打目でグリーンに乗せてバーディを取ることが出来た。その後は落ち着くことが出来た。ソレンスタムのような良い選手と一緒だと、気が引き締まって良い結果が出る。とても楽しめた」とベテランらしい余裕のコメント。

そのアニカ・ソレンスタムはイーブンパーの72のラウンドとなった。前半に一時3アンダーまでスコアを伸ばしたが、後半に入り12番から3連続ボギーを叩き、結局イーブンまで後退してしまった。

「コース設定は最高。フェアだし文句のつけようがない。難しいホールばかりだが、特にパー3が難しい。各ホールとも、風向きによって難度が変化するので、その点に気を付けてプレーするつもり」

日本から参戦している不動裕理は、1オーバー16位タイと、まずまずのスタートを切った。前半は、6番ホールから3連続バーディを奪い3アンダーで折り返したが、10番からは1バーディ、5ボギーと崩れてしまった。ティショットは14回中12回フェアウェイをキープするなど安定していたが、パーオンが半分以下だった。明日は、この問題さえクリアできれば、再びトップ10に顔を出してくるはずである。

また、予選会を突破し今大会出場を決めた小俣奈三香中島真弓だが、小俣が6オーバーで90位タイ、中島が7オーバーで102位タイと出遅れた。

そして大会3連覇を目指し乗り込んできたオーストラリアのカリー・ウェブは、初日79を叩き、9オーバーで124位スタート。3連覇どころか、予選通過さえも危うい状況に立たされた。

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