朴セリのアドバイスは「練習し過ぎるな」
2003年 全米女子オープン
期間:07/03〜07/06 場所:パンプキンリッジGC(オレゴン州)
“究極のメジャー”全米女子オープンにソレンスタム、ウィ、福嶋らが挑む!
2003年米国女子ツアー第15戦『全米女子オープン』が7月3日(金)から6日(日)までの4日間、オレゴン州ノースプレインズにあるパンプキンリッジゴルフクラブにて開催される。この試合はUSGA(全米ゴルフ協会)主催の女子メジャーである。
男子の全米オープン、全米シニアオープン同様、タフなコース設定を用意し選手たちの技量をあらゆる面で試す試合となる。1946年に始まったトーナメントで、現在の米女子ツアーの中で最も古い。過去の優勝者はベーブ・ザハリアス、ローラ・デービース、ベッツィ・キング、アニカ・ソレンスタム、朴セリ、カリー・ウェブらがいる。米女子ツアーで殿堂入りしたナンシー・ロペスは本大会においては未勝利のまま第一線から退くことになった。また日本の岡本綾子は1987年にプレーオフで惜しくも2位と、メジャータイトルを掴み損ねた。名選手でさえ、そのタイトルの重みに押し潰されるほどの"究極のメジャー"なのだ。
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昨年はジュリー・インクスターが絶好調アニカ・ソレンスタムを2打差で振り切り優勝。インクスターは2000年に殿堂入りを果した名選手だが、今季もLPGAコーニングクラシックで優勝し、43歳という年齢を感じさせない活躍を見せている。
今年の注目は何と言ってもアニカ・ソレンスタムのメジャー連覇挑戦。全米女子プロを制し、米男子ツアーにも出場。今季は日本での勝利も含め4勝と昨年の勢いを持続している。メジャーに焦点を合わせたソレンスタムからは目が離せそうにない。
また先週に引き続き13歳の天才アマ、ミッシェル・ウィも出場。今季のメジャー第1戦ナビスコ選手権では9位タイに入り、先々週行われた全米パブリックリンクス選手権でも史上最年少優勝を果した、いま最も注目を集めるアマチュアだ。今後は男子のカナディアンツアーへの出場が控えているなど、ソレンスタム以上に話題を振りまく、まさに“時の人”だ。
今年は日本から福嶋晃子、不動裕理をはじめ藤井かすみと小俣奈三香も出場予定。
【主な出場予定選手】
A.ソレンスタム、M.ウィ(アマチュア)J.インクスター、K.ウェブ、朴セリ、福嶋晃子、不動裕理、藤井かすみ、小俣奈三香、他