マローン「実感湧かない」/「全米女子オープン」優勝インタビュー
2004年 全米女子オープン
期間:07/01〜07/04 場所:オーチャーズGC(マサチューセッツ州)
女王アニカを抑えM.マローンがメジャータイトル奪取!
マサチューセッツ州サウスハドレーにあるオーチャーズゴルフクラブで行われている、米国女子ツアーのメジャー第3戦「全米女子オープン」の最終日。2日目から首位を守ってきた25歳のジェニファー・ロザレス(フィリピン)だが、この日はスコアを崩してしまった。
2位以下に3打差の7アンダーでスタートしたロザレスは、出だしの1番でバーディを奪い、幸先の良いスタートを切るも、中盤からボギーが止まらず徐々に後退していく。結局4つスコアを落としてしまい。通算3アンダー4位でフィニッシュしている。
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優勝したのは、ロザレスと同じ組でラウンドしたメグ・マローン(アメリカ)。4アンダーからスタートしたマローンは、前半で3つスコアを伸ばすと、後半でもさらに3つスコアを伸ばしてこの日6アンダーの「65」をマーク。この大会のベストスコアをたたき出し、通算10アンダーでホールアウトした。1991年以来この大会2勝目を飾るとともに、初制覇から2度目の優勝まで13年かかり、最長記録となった。
また単独2位に入ったのは女王アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)。前半は思うようにスコアが伸ばせず我慢のゴルフが続いたが、後半に入りようやくエンジンがかかり始める。終盤17番、18番で連続バーディを奪うなど、この日4つスコアを伸ばして通算8アンダー。惜しくもメジャー2連勝とはいかなかったが、大会を大きく盛り上げてくれた。
そのほか注目の集まったアマチュアのミッシェル・ウィ(アメリカ)は、1アンダー7位タイからのスタート。追い上げる立場のウィだったが、逆にスコアを崩してしまい前半を2オーバーで折り返す。後半に入ってもスコアを取り戻すことができず、通算1オーバーの13位タイで競技を終えている。