国内女子ツアー「ゴルフ5レディスゴルフトーナメント」が、岐阜県みずなみカントリー倶楽部で開幕した。

昨年、シーズン5勝を挙げ賞金女王争いを最後まで繰り広げた天沼知恵子が、久しぶりに好スタートをきった。5バーディ、2ボギーの3アンダー単独3位に入っている。今シーズンの天沼は、昨年のような粘り強いゴルフが見られず、優勝争いにも絡めなかった。

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5月のニチレイカップワールドレディスでは、最終日、最終組に入ったが、不動裕理、カリー・ウェブとの優勝争いについていくことができなかった。

初日首位に立ったのはプロ入り5年目の小林ひかる。得意のドライバーショットが唸り7バーディ、2ボギーの5アンダーをマークした。1打差の2位は秋山琴美。10番ホールから3連続バーディを奪い4アンダーまで伸ばしてきた。

2アンダー3位グループには塩谷育代、服部道子、平瀬真由美、小野香子、高又順といった実力者が並んでいる。その中に、ツアー未勝利の樋口恵美が入っている。

樋口と天沼は、同門の仲なのだ。昨年EMCワールドカップが行われた、静岡県の太平洋クラブ御殿場で練習をしている。同期の天沼が一躍トップクラスに成長したが、樋口も奮起したいところだ。

そして、1アンダー10位には2年連続賞金女王の不動裕理が入っている。今シーズンの不動は、ウェブに勝ったニチレイ以外、昨年までの強さが見られない。そろそろ本領発揮となるのだろうか。