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2日目以降イーブンパーのA.ストルツがツアー初優勝!

2003年の国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」が、三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋で開催された。2日目の午後から降り出した雨の影響で、3日目のスタート時間が遅れたが、最終日は晴れ模様になり1万人近いファンが会場に訪れた。

そして、優勝争いも最後まで目の離せない展開となり、オーストラリアのアンドレ・ストルツが、通算6アンダーで最終日に逆転。日本ツアーでの初優勝を果たした。

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最終日のストルツは、首位と1打差の6アンダーでスタート。最終組でラウンドし、初日から首位をキープしていた米山剛をぴったりマークしていた。そして、4番パー5と5番ホールで連続バーディを奪い8アンダーの単独首位に立った。

「風は得意」というストルツにとっては絶好のラウンドだった。2日目から強風が吹き、3日目は雨も加わった。そして、最終日も晴れたが風は収まらず各選手スコアメイクに苦しんでいた。そんな中、ストルツだけはマイペースのラウンドで初日に6アンダーをマークすると、あとの3日間は全てパープレーで切り抜けた。

1打差2には初日からこの大会を引っ張った米山剛と、高山忠洋増田伸洋の3人が並んだ。2日目以降は、苦しみながらもなんとか首位をキープしてきた米山だが、最終日は前半に3つのボギーを叩き優勝争いから脱落してしまった。

それでも、米山にとっては久しぶりの優勝争いだけに収穫は多いだろう。クラブを新しく換えて早々に好成績を出せただけに、今シーズンは復活の年になるかも知れない。

また、この試合が日本ツアーでのプロデビュー戦となった宮里優作は、最終日にイーブンパーでラウンドし、14位タイに入った。これまで、アマチュアとして幾つもの大会で好成績を残した宮里はプロとして初めての賞金、167万円を手にすることになる。

■ アンドレ・ストルツ(6アンダー/日本ツアー初優勝)

「今までオーストラリアで何度か優勝していますが、オーストラリア以外のメジャートーナメントで優勝は初めてです。非常に嬉しいです。自分にとってワールドクラスのプレーヤーになるには、オーストラリアの外で優勝することが第一歩だと思っていました。

先週の日曜夜に日本に着いて、この会場には月曜日に来ました。シドニーとは時差が1時間しかないので、時差ぼけは全くありません。フライト時間は9時間ほどありますが、時差がないのでオーストラリア人にとって、日本は非常に良い場所です。

自分のゴルフの調子は、ここ1年半非常に良い状態が続いています。オーストラリアで良いプレーを続けて、良い形で今回日本に来ました。初日は「65」の素晴らしいスコアを出せましたが、その後は寒さで身体がなかなか動かなかった。特に昨日は厳しい状況の中でプレーしましたので、必死に耐えるゴルフをやりました。昨日までの段階では、とにかく最終日の最終組に入るんだ、それを目標にやってきました。

風は得意です。オーストラリアで主にラウンドするコースは海岸沿いですし、常に強風の中でプレーしています。時々、風が強すぎて練習自体できなくなる場合もあります。ただ、ここに比べると気温が高いのですが、風自体は得意です。

昨年日本ツアーのクオリファイに挑戦し、出場優先順位9番目を掴んだ。2000年のオフに続いて2度目です。その時は11位で、翌シーズン16試合に出場しましたが、最高が12位でした。大した成績が無かったので、もう一度日本でチャレンジしようと思って来ました」

関連リンク

2003年 東建ホームメイトカップ



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