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平塚哲二が4打差を逆転! 遼は34位タイ

滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部で開催されている、国内男子ツアー第16戦「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン」の最終日。4打差を追ってスタートした平塚哲二が、11番パー4でイーグルを奪うなど「67」をマークし、通算8アンダーで逆転勝利。およそ2年半ぶりとなるツアー通算6勝目を獲得した。

通算5アンダーの2位タイに、S.K.ホと金度勲(いずれも韓国)。単独首位からスタートした丸山大輔は4つ落とし、武藤俊憲藤田寛之らと並び通算4アンダーの4位タイ。アマチュアの藤本佳則は通算2アンダーの12位タイ、キム・キョンテ(韓国)は通算1アンダーの15位タイ。石川遼は通算3オーバーの34位タイで終えている。

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<主な成績>
順位/スコア/選手名
優勝/-8/平塚哲二
2T/-5/S.K.ホ、金度勲
4T/-4/武藤俊憲J.M.シン丸山大輔藤田寛之J.クルーガー
9T/-3/矢野東A.カン松村道央
12T/-2/ベ・サンムン藤本佳則(アマ)、C.ファダンシル
15T/-1/谷口徹キム・キョンテ ほか
30T/+2/池田勇太久保谷健一 ほか
34T/+3/石川遼 ほか

<“準・地元”で平塚哲二がイーグル奪取で逆転勝利>
1番で3パットボギーと苦しいスタートとなった平塚だったが、前半を2バーディ、2ボギーで折り返したハーフターン時にリーダーズボードを見ると「上位が伸びていない」と闘志を奮い立たせた。すると11番パー4。ティショットを左サイドのフェアウェイバンカーに入れてしまうが、残り162ヤードを8番アイアンで放った第2打がカップイン。起死回生のイーグルを奪うと、その後2バーディで単独首位に浮上。後続が崩れて2009年「中日クラウンズ」以来の勝利を勝ち取った。

京都府出身、そしてここ滋賀県在住で、今年の舞台となった琵琶湖カントリー倶楽部は中学1年生の頃から積み重ねた豊富なラウンド経験があった。「練習ラウンドから、絶対に勝つと言ってやってきた。こんな気持ちにはあまりならないが、今回だけはホンマに勝ちたかった」。普段よりも遥かに難度の高いトーナメントのセッティングとあって、イメージとのギャップにも苦しんだが「考えなくても体が安全な方に向いていた」と地の利が最後に効果を発揮。日本ツアーの6勝目の喜びを「今までで一番嬉しい」と会心の笑みで表した。

S.K.ホは3年ぶりの勝利を逃す>
トップに1打差の2位タイからスタートしたS.K.ホは同じ最終組で回った丸山大輔武藤俊憲が後退するのを尻目に4番で単独首位に浮上した。しかし後半インでスコアを伸ばせず、平塚に逆転を許すと1打ビハインドで迎えた17番(パー3)でラフからのアプローチをミスしてボギー。2008年の「レクサス選手権」以来となるツアー通算9勝目を逃した。それでも「今日も自分のゴルフができました。集中力は切らさずできた」と話し、勝者を讃えた。

<ホストプロの石川遼は最後までドライバーショットが不調>
最終日を首位と9打差で迎えたパナソニック所属の石川は、この日もショット、パットともに荒れて決勝ラウンド2日間はいずれも「73」のオーバーパー。ホストプロの意地を見せられず「大会の雰囲気が素晴らしかった。自分のプレーで盛り上げることができれば良かった」と肩を落とした。20代最初のトーナメントは悔しい結果に。またしてもホストとなる次週の「コカ・コーラ東海クラシック」で今季初優勝を狙う。

関連リンク

2011年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン



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