2週連続優勝の谷口徹がランクアップ!/男子各種ランキング
2003年 The Barclaysスコットランドオープン
期間:07/10〜07/13 場所:グラスゴー、ロックロモンド(スコットランド)
E.エルス3日目も首位! D.クラークが2位に浮上!!
全英オープンの前哨戦『The Barclaysスコットランドオープン』が、スコットランドのグラスゴーのロックロモンドで開催されている。次週行われる「全英オープン」に出場する選手は最終調整を兼ねて出場しているが、最高の仕上がり具合を見せ付けているのは、全英連覇を狙う南アフリカのアーニー・エルスだ。
初日に7アンダーをマークして単独首位に立ったエルスは、2日目以降6バーディ、1ボギーで5ストロークずつスコアを伸ばしている。通算15アンダーで2位に5打差をつけ、今シーズンの欧州ツアー3勝目にまた一歩近づいた。
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エルスの逃げ切りを阻もうとスコアを伸ばしてきたのは、いずれも欧州ツアーを代表する選手ばかりだ。エルスとは5打差がついているが、2位につけているのは2週連続優勝を狙うウェールズのフィリップ・プライスと北アイルランドのダレン・クラークの2人。
先週から好調が続くプライスは、3日間60台のスコアをキープ。予選2日間エルスと同じ組でラウンドしたクラークは、エルスの勢いに押されていたが、3日目は7バーディ、ノーボギーの完璧なラウンドで9位から浮上してきた。
さらに2打差の8アンダー単独4位には、1オーバーからスタートしたオーストラリアのピーター・オマリーが9バーディを奪う猛チャージで、44位から一気に浮上してきた。明日もこのスコアをたたき出すことが出来れば逆転も可能だ。
また、今週は米国勢が多数出場しているが、いまだに上位に名を連ねる選手が現れない。2日目に3ストローク伸ばしたフィル・ミケルソンは、スコアを1つしか伸ばせず通算1オーバー49位。同じく2日目に5ストローク伸ばし15位まで浮上したジョン・デーリーは、10番ホールでトリプルボギーを叩くなど6ストローク落とし、通算4オーバーの68位まで後退してしまった。