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2011年 全英オープン
期間:07/14〜07/17 場所:ロイヤルセントジョージGC(イギリス)

池田勇太が決勝進出!石川含め他の日本勢は予選落ち

イングランドにあるロイヤルセントジョージズGCで開催されている、海外メジャー第3戦「全英オープン」の2日目。首位は入れ替わりルーカス・グローバーと北アイルランドのダレン・クラークが通算4アンダーの首位タイに浮上した。

首位とは1打差の通算3アンダー3位にはチャド・キャンベル、ドイツのマーティン・カイマー、スペインのミゲル・アンヘル・ヒメネス、そして首位タイでスタートしたデンワークのトーマス・ビヨーンの4人が並んでいる。

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さらに1打差の通算2アンダー7位にはデービス・ラブIIIトム・レーマンなどベテラン勢を含む7人。通算1アンダー14位タイはフィル・ミケルソンアダム・スコット、そして初日首位タイにつけていたアマチュアのトム・ルイスなど5人が続いている。

初日1アンダー18位タイの好スタートを切った池田勇太は、スコアを1つ落としてイーブンパーの19位タイで予選通過。初日にイーブンパーの36位タイにつけた高山忠洋は、通算8オーバーで平塚哲二と並び予選落ち。藤田寛之は通算11オーバー、そして石川遼もこの日10オーバーで通算14オーバー。河井博大も通算15オーバー。池田以外の日本勢はすべて2日間で競技を終えることになった。

<“欧州ビッグ3”はM.カイマーだけが決勝ラウンドへ>

世界ランク1位のルーク・ドナルド、同2位のリー・ウェストウッドが地元イングランドでまさかの予選落ちを喫する中、同3位のマーティン・カイマー(ドイツ)が2日連続で60台をマーク。首位に1打差、通算3アンダーの3位タイと好位置につけた。「今日も昨日と同じように正確なプレーができた。特にパターが良かったね」。ライバルたちの脱落にも「僕は自分のことしか話せない。いいショット、パットができている」と淡々と話した。昨年の「全米プロゴルフ選手権」に続くメジャー通算2勝目に大きな可能性を残して決勝ラウンドへ。「雨が降ったり、風が一層強くなってからが本当の戦いだ」と気を引き締めていた。

<20歳のスーパーアマは首位陥落も予選突破>

全英オープン史上、アマチュアではベストスコアとなる「65」を初日に叩き出した20歳のトム・ルイス(イングランド)は1バーディ、5ボギーの「74」と後退したが、通算1アンダーの14位タイで決勝ラウンドを迎えることになった。それでも「2日前(開幕前)だったら違うけど、今はそんなにいい気分じゃない」と堂々の2日間の成績にも、スコアを落としたことを悔やみ、満足はしていない。初日の夜には知人らから携帯電話に、80あまりのメッセージが引っ切り無しに届き、サイレントモードにして眠りについたという。「昨日みたいなスコアをまた明日出したいな」と再び英国中を驚かせたい。

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