2026年 日本女子オープンゴルフ選手権

「私のゴルフはまだイケる!」38歳の申ジエはまだまだズ~ッと日本で

2026年 日本女子オープン 最終日 申ジエ
燃え尽きそうなほどの目標を達成した申ジエ

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権 最終日(4日)◇宝塚ゴルフ倶楽部旧コース(兵庫)◇6185yd(パー70)◇雨(観衆8539人)

申ジエ(韓国)は日本ツアー通算30勝を達成し、ずっと追いかけて来た永久シードを手中に収めた。ナショナルオープンである「日本女子オープン」制覇も15年連続15度目の出場で達成。優勝会見で今後の目標を問われると、「は~…この優勝のために一生懸命頑張ってきました。これから考えても遅くないでしょう」と困ったように笑った。

具体的なターゲットは今から考えるにしても、これだけは断言できる。「この優勝で“私のゴルフはまだイケる”と思いました。(永久シードで)これからもズ~ッとできますからね」。燃え尽き症候群と無縁の38歳だ。

2026年 日本女子オープン 最終日 申ジエ
大好きなゴルフを続けたい

1988年に生まれる前から、父は「最初の子はスポーツ選手にする」と決めていたという。最初に取り組んだのは、韓国で盛んなアーチェリー。ところが、98年「全米女子プロ選手権」と「全米女子オープン」で朴セリ(韓国)が勝つ場面をテレビで見た父が、方針変更。ゴルフ練習場に連れていかれたのは11歳の時だ。

それから27年。申のゴルフ熱は冷めない。「これからは後輩のためを考えたりして、新しい出発といきたいです。そのためにも体をしっかり管理して」。昔から故障は多かった。勤続疲労で痛めた両肘の手術を韓国で受け、2021年には都内で再手術に踏み切り完治した。「ケガは怖くないです。ケガをしたら治せばいい。そのために今は練習よりトレーニングを多くしています」と言い、13年間、体重に変化がないことを誇らしげに語る。

2026年 日本女子オープン 最終日 申ジエ
舞台は今後も日本と決めている

向上心もおとろえない。申をマネジメントする日本ツアー1勝の金愛淑プロによると、今も飛距離アップを追い求めて、ヘッドスピードアップに取り組んでいる。今季のドライビングディスタンスは現在、キャリアハイペースの240.69yd(36位)。初の240yd台に突入している。

ゴルフ人生のシナリオにもブレがない。韓国ツアーから2008年に米ツアーに主戦場を移した。その際「10年かけて達成したい」と思っていた世界ランキング1位、ルーキー・オブ・ザ・イヤー、メジャー制覇などの目標を「4年」(申)でクリアすると、軸足を日本にシフトした。「アメリカで過ごし続けることがイメージできませんでした。日本は縁などを大事にする国で勉強になることが多い。日本で長くやりたいです」。具体的な目標は未定でも、日本で歩んでいくことは決めている。(兵庫県宝塚市/加藤裕一)

<永久シード保持者の30勝時年齢>
・樋口久子/29歳28日/1974年「日本女子オープン」/69勝
・大迫たつ子/33歳173日/85年「ミズノオープン」/45勝
・ト阿玉/30歳295日/85年「週刊女性・JUNON女子オープン」/58勝
・岡本綾子/38歳224日/89年「イトーキクラシック」/44勝
・森口祐子/32歳230日/87年「レディーボーデンカップ」/41勝
・不動裕理/27歳285日/04年「ゴルフ5レディス」/50勝
・申ジエ/38歳159日/26年「日本女子オープン」/30勝

この大会の画像をすべて見る

大会関連ページ

広告の後にも続きます

アクセスランキング

  • 総合
  • ツアー
  • レッスン
  • ギア情報

SPECIALコンテンツPR

特集記事PR

こちらもおすすめ

GDOサービス

GDOのサービス