T.ウッズ、7年ぶりのマスターズ制覇なるか
2004年 マスターズ
期間:04/08〜04/11 場所:オーガスタナショナルGC(米国ジョージア州)
タイガー14位で決勝ラウンドへ!日本の2人は無念!
2004年のメジャー初戦「マスターズ」は、初日が日没サスペンデッドになったため、2日目は早朝から選手たちがコースに姿を現した。そして、第2ラウンドに入ったが、天候が回復しフェアウェイは本来の硬さを取り戻し、オーガスタ攻略法を知る選手がスコアを伸ばし始めた。
首位は初日と変わらずジャスティン・ローズ(イングランド)。2日間で8つのバーディを奪ったローズは、11番ホールだけは2日続けてボギーを叩いた。しかし、その他のホールでは終始落ち着いたプレーで6アンダーまで伸ばしている。
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2打差の2位にマスターズ2勝のホセ・マリア・オラサバル(スペイン)が浮上してきた。13番パー5でイーグルを奪ったオラサバルは、続く14、15番でもバーディを奪い勢いに乗った。オラサバルは、1994年、99年にマスターズを制覇。5年ぶりに優勝しているということは、今年2004年がその周期になる。同じく2位には、伊沢利光、ジャック・二クラスと同じ組でラウンドしたアレックス・チェイカ(ドイツ)も浮上。上位3人は欧州勢が名を連ねている。
さらに1打差の3アンダー4位は崔京周(韓国)とフィル・ミケルソン。2アンダー6位にはアーニー・エルス(南アフリカ)、チャールズ・ハウエルなど5人が並んだ。その6位グループに飛び込んできたのはベテランのフレッド・カプルスとデービス・ラブIIIの2人だ。ラブはこの日のベストスコア「67」をマークし45位から浮上してきた。
初日、ドライバーのミスショットが目立ったタイガー・ウッズは、初日の残りラウンドで1つスコアを伸ばし第2ラウンドは3オーバー45位からのスタート。中盤2つのボギーを叩いたが、13、15番など確実にバーディを奪いイーブンパーの14位まで上がってきた。首位とは6打差、明日からの決勝ラウンドで一気にスコアを伸ばすか注目だ。
そして丸山茂樹、伊沢利光の日本勢だが、伊沢が4ストローク落とし8オーバー。初日10オーバーと苦しい展開になった丸山茂樹は、スコアを1つ伸ばし意地を見せ9オーバーフィニッシュ。1998年の大会以来6年ぶりに、決勝ラウンドで日本人選手が姿を見ることが出来なくなった。