2005年 HSBCワールドマッチプレー選手権
期間:09/15〜09/18 場所:ウェントワースクラブ(イングランド)
R.グーセンやM.キャンベルら強豪勢が順当に2回戦へ進出
欧州男子ツアー第36戦「HSBCワールドマッチプレー選手権」が、イングランド、サーレイ、ウェントワースクラブで開幕。初日は1回戦の8試合、36ホールによるマッチプレーが行われ、強豪のレティーフ・グーセン(南アフリカ)やマイケル・キャンベル(ニュージーランド)、さらにアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)といった実力者達が順当に勝利し、2回戦進出を決めている。
なかでも注目の1戦となったのが、キャンベルとジェフ・オギルビー(オーストラリア)との対戦だ。前半の18ホールはキャンベルがリズムに乗って3アップのリード。後半に入ってからもキャンベル優勢のまま、一時は6アップまでいき、勝負ありかと思われたが、ここからオギルビーが反撃を開始。33ホール目には、オールスクエアに戻したオギルビーだったが、続く34ホール目でなんとか1アップしたキャンベルが激戦を制した。
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また、そのほかの試合では、グーセンが8&7でケネス・フェリー(イングランド)を下し圧勝。若手成長株のルーク・ドナルド(イングランド)は、ベテランのベルンハルト・ランガー(ドイツ)相手に7&6のスコアで大勝。カブレラもトレバー・イメルマン(南アフリカ)に2&1で勝利と、危なげないプレーを展開している。
一方、トーマス・ビヨーン(デンマーク)は、ポール・マギンリー(アイルランド)に6&5で破れ、ベテランのコリン・モンゴメリー(スコットランド)も、マーク・ヘンズビー(オーストラリア)に2&1で敗退し、1回戦で姿を消している。
※【ドーミーホール】:そのホールで勝つか引き分ければ、マッチの勝利が決定するホールを指す。
※【アップドーミー】:そのホールで勝てば、マッチの勝利が決定するホールを指す。
※【スコアの見方】:例)「2&1」:「2」はアップ数を指し、「1」は残りホール数を指す。
マッチプレーでは、勝ちが決定したホールで試合は終了となる。