全英オープンの作り方/競技委員・山中博史のロイヤルリザムレポート<5>
2003年 フリートボストンクラシック
期間:08/01〜08/03 場所:ナッシュオータックCC(マサチューセッツ州)
通算15アンダー、A.ドイルが序盤に伸ばし逃げ切り!
米国チャンピオンズツアー第20戦『フリートボストンクラシック』が8月1日(金)から8月3(日)までの3日間、マサチューセッツ州ナッシュオータックCCで開催された。初日は長身のブルース・フライシャーが単独首位に立ったが、2日目には丸い体型のアレン・ドイルが首位に浮上した。そして最終日、5番パー5でイーグルを奪ったドイルが、前半に4ストローク伸ばし15アンダーで逃げ切った。
8番ホールで2つ目のバーディを奪ったドイルは、その後10ホール全てパー。2位以下が伸び悩んでいたこともあり、楽勝ムードだった。ドイルは昨シーズン優勝が無かったが、これでツアー通算8勝目となった。
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12アンダーで2位に入ったのは、初日首位のフライシャーと、ディフェンディングチャンピオンのボブ・ギルダーの2人。フライシャーは2日目にスコアを伸ばせず4位に後退していたが、最終日は再び6つのバーディを量産した。シーズン序盤は満足のいく成績が無かっただけに、後半に向け調子を上げている。
連覇を狙ったギルダーは、このコースとの相性が良いようで、派手なゴルフではないが着実にスコアを伸ばした。最終日は10番から3連続バーディを奪い、追い上げモードに入ったが、その後はドイルと同じように全てパープレーとなった。
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