全英オープンの作り方/競技委員・山中博史のロイヤルリザムレポート<5>
2003年 SBCクラシック
期間:03/14〜03/16 場所:バレンシアCC(カリフォルニア州)
SBCクラシック初日
米国チャンピオンズツアー(米国シニア)第6戦「SBCクラシック」が、カリフォルニア州・バレンシアにあるバレンシア・カントリークラブで開幕した。
初日首位に立ったのは、7アンダーをマークしたギル・モーガン。1番パー5でいきなりイーグルを奪ったモーガンは、その後6バーディ、1ボギーとスコアを伸ばした。今シーズンのモーガンは、開幕2戦目の「ロイヤルカリビアンゴルフクラシック」で2位タイに入り、その後も4位、7位と好調を維持している。
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1打差の6アンダーにはジョン・シュローダー。5アンダーにはトム・パーチャー、ジェームス・メイソンが並んでいる。
今週の日本勢だが、青木功が中国で行われている「ダイナスティカップ」に、日本チームのキャプテンとして出場しているため、海老原清治が唯一の出場となる。
その海老原は、開幕から思うようにスコアを伸ばせず苦しんでいたが、先週行われた「マスターカードクラシック」では、3日間好スコアをキープし、8位に入った。その勢いで今大会に臨んでいるのだが、初日は出入りの激しいゴルフになった。
1番をバーディでスタートしたが、その後ボギーが続き、7番パー3ではダブルボギー。最終18番パー5でなんとかバーディを奪ったが、2オーバー38位となった。
同じく38位には、昨年トム対決となったワトソンとのプレーオフを制したトム・カイトが入っている。
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