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2003年 全米女子オープン
期間:07/03〜07/06 場所:パンプキンリッジGC(オレゴン州)

M.マッカイが5アンダー首位、女王アニカは22位

2003年米国女子ツアー第15戦『全米女子オープン』が、オレゴン州ノースプレインズにあるパンプキンリッジゴルフクラブにて開幕した。今シーズンのメジャー第3戦となる。第1戦の「クラフトナビスコ選手権」は、フランスのP.M.レブー、第2戦「マクドナルド全米女子プロ選手権」はスウェーデンのアニカ・ソレンスタムが勝利を収めている。ソレンスタムは今シーズンすでに3勝しているが、この試合から1ヶ月間優勝から遠ざかっている。

当然この試合も優勝を狙うアニカだが、初日は1オーバー24位と静かなスタートを切った。10番ホールからスタートし11番から3連続バーディを奪ったが、14番でボギーを叩くと18番パー5でもボギー。後半はバーディを1つしか奪えずボギーが3つ。ショットの正確性が見られずピンに絡むショットが生まれなかった。この日のパット数は32、ショットもパットも今ひとつといったところだ。

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初日首位に立ったのはスコットランドのバリー・マッカイだ。アニカと同じく10番ホールからスタートしたマッカイは、アニカを上回る5連続バーディを奪った。女子オープンにふさわしくタフな設定となっているため、ボギーも3つ叩いたが、8つのバーディを量産し5アンダーまで伸ばしている。

3打差の2アンダーには、ジュリー・インクスター、ドナ・アンドリュースの地元米国勢が並んでいる。ツアー通算29勝を誇るインクスターは、8つ目のメジャータイトルを連覇で飾ることができるか注目が集まる。

初日は進行が大幅に遅れ、全選手ホールアウトしたのは、なんと午後8時40分。最終組でスタートしたジェミー・ハレットは、3アンダーまで伸ばしていたが、暗闇が迫る中上がり3ホールで3連続ボギーを叩いてしまった。

同じく好スコアでラウンドしていたが、日没の影響を受けたのが15歳のモーガン・プレッセルだ。10番ホールからスタートしたプレッセルは、前半で3つのバーディを奪った。その後はパーセーブを繰り返していたが、最終9番ホールで痛恨のダブルボギー。それでも1アンダー4位につけている。今大会アマチュアが21名出場しているが、17歳のアリー・ソン(ウォングルキット)も1アンダー、注目の13歳ミッシェル・ウィは2オーバー32位につけている。

今大会日本からは福嶋晃子不動裕理藤井かすみと予選会を勝ち抜いた小俣奈三香が出場している。最も上位に付けたのは4バーディ、7ボギーで3オーバーの不動。2番手は5オーバー72位の小俣。そして、福嶋は7オーバー102位、藤井は11オーバー145位と出遅れてしまった。

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