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ブラント・スネデカー独占インタビュー(5)

~次のステージ、パートナーであるブリヂストンについて~

Q:あなたは優勝経験もあるし、トッププレーヤーの仲間入りはしている。ただ、あと一歩のところで大きなタイトルをいくつか逃してきている(2008年マスターズ、2009年BMW選手権など)。その山を越えるためには何が必要だと思う?技術的なものよりもメンタルなのか?

「この時点では、そうだね、メンタルだと思う。去年まではそうとも言えなかったかもしれないけど、これからは次の一歩を踏み出して世界トップ10プレーヤーになり、複数回勝ってメジャーで優勝争いする…そういう選手になれるという自信を持って闘っていかなければいけないと思う。自分のスイングが72ホールできるという自信を持つこと。ここ1年で技術的にはかなり上達してきた。現状は良いところまで来ていると思う。あとは72ホール闘う中で、小さなミスを失くしていくこと。(今年のザ・ヘリテージで)ルーク・ドナルドとプレーオフで対決したが、実際に対戦してみて彼が世界No.1である理由がよく分かった。ルークと俺のプレースタイルは非常に似ている。決して飛距離に頼らないゲームスタイルで世界のトップまで登り詰めて、俺にとっては参考になる前例を作ってくれた。安定していて、ショートゲームが抜群で、ミスも少ない。ただ、ルークの場合、仮にミスをした時でもうまくリカバーしている。俺に足りないのは、その点なんだ。直近の課題としては、小さいミスをうまく帳消しにする技術と精神力。その2打、3打が最終的には勝負を決める。来年はその点に集中して取り組んでいこうと思う」

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Q:ブリヂストンとの契約も長いですね。あなたの中でブリヂストンのブランドが持つイメージ、何に最も魅かれているのか教えてください。

「俺の中で揺るがない思いが一つあって、それはブリヂストンは業界の中で最高のボールを提供しているということ。全て見てきたし、試してきたけど、ブリヂストンのボールがNo.1だ。10年間も契約しているのには理由がある。ブリヂストンは最先端のボールを開発するために技術、人に投資をしている。その結果、安定感があり、どんなコンディションでもベストなパフォーマンスができるボールを作れていると思う。市場に出回っているボールの中で最も優れたものでプレーできている安心感は選手にとっては最高に嬉しいもの。この『家族』のような会社の一員になれていることは本当に恵まれていると思う。みんな切磋琢磨しながら常に新しい技術を勉強し、取り入れようとしている。そんなブリヂストンの試合(ブリヂストンオープン)にこうやって出場できるのも最高だよ。日本のファンには俺も『ブリヂストンの一員』ということを認識してもらえるような良いプレーをして、結果を出したいね。俺はこの中に入ると外者かもしれないけど、そういう意味では『地元』選手という意識が俺の中にはある。アメリカ人だけど、ブリヂストン人でもあるからね(笑)」

Q:予選ラウンドは石川遼と同じ組ですね。

「素晴らしい選手。才能は言うまでもなく、日本の男子ゴルフ人気を取り戻すきっかけを作った選手でもあるし、ゴルフ界への貢献度は計り知れないね。彼が持っているものを見れば、どこまで成長していくのか今後が本当に楽しみ。会うたびに進歩している気がする。スイングを少し変えてみたり、ちょっとしたことで上達していたり。予選ラウンドの2日間、彼のプレーを間近で見られるのは楽しみだよ」

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2011年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント



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