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宮本が単独首位!B.スネデカーが4打差を追う

◇国内男子ツアー第20戦◇ブリヂストンオープンゴルフトーナメント初日◇袖ヶ浦CC(千葉)◇7,119ヤード(パー71)◇曇り

1イーグル、7バーディ、1ボギーの「63」をマークした宮本勝昌が8アンダーで単独首位に立っている。首位と4打差の4アンダー、2位タイに続くのは、2008年の「ダンロップフェニックス」以来3年ぶりの日本ツアー参戦となるブラント・スネデカーと、諸藤将次の2選手が並んでいる。

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スタートホールをダブルボギーとするなど、序盤から苦しい展開を強いられた石川遼は、連続バーディで取り返すも、再びボギーを叩き勢いに乗ることができない。しかし後半、あがり3ホールで連続バーディを奪う粘りを見せ、2アンダーの10位タイでホールアウトしている。

そのほか3連覇のかかる池田勇太は、後半に5ストローク落として失速、3オーバーの77位タイと大きく出遅れている。

<ホストプロの宮本勝昌がロケットスタート>
3連覇の期待がかかった池田勇太と同組でラウンドした宮本が、初日にいきなり一人旅だ。出だしの10番で15メートルのバーディパットを決めたのをきっかけにスコアを伸ばし、16番(パー5)では残り210ヤードの第2打を4番アイアンでピンそば10センチにつけてイーグル。後半も3つのバーディを奪って、コースレコードにあと1打に迫る「63」を叩き出した。狙うは昨年の「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」に続く通算8勝目。笑顔を見せながらも「初日にこれだけ出すとね…。明日からはジッとしていきたい」と気を緩める様子は無かった。

<2位タイには招待選手のブランド・スネデカー>
米国ツアーで活躍するブラント・スネデカーは今大会を主催するブリヂストンスポーツの契約選手。初めて回るコースで、いきなりその実力を見せつけた。5バーディ、1ボギーの「67」をマークし、諸藤将次と並んで4アンダーの2位タイに。「後半はあまりバーディを取れなかった(1つ)が、素晴らしいプレーができた」と余裕の笑みで語った。バーディの出やすい9番、18番はこの日、いずれもパーに終わっただけに、まだまだ“伸びしろ”もありそう。それでも日本ツアー特有の、ハーフターン後の約40分間のインターバルには「新しい体験だった」と少々驚いた様子だった。

<3連覇のかかる池田勇太は77位と出遅れ>
ディフェンディングチャンピオンの池田勇太がまさかの出遅れだ。インでは11番から2連続バーディ。ティショットを右に曲げダブルボギーとした14番直後の15番でバーディと“さすが”のプレーを展開し前半「34」。しかし後半は2番で第1打を右サイドのOBゾーンに打ち込んでダブルボギーとするなど「40」と大崩れ。3オーバーの77位タイと国内ツアーでは13年ぶりの記録となる同一大会3連覇へ向け、厳しい初日となった。ラウンド後は「前半も良い感じとはいえなかった」と憮然。「まあ、やるだけです」と悔しさをかみ殺した。

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2011年 ブリヂストンオープンゴルフトーナメント



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