2009/04/16国内男子

【GDO EYE】黄色とオレンジのゴルフボールが開幕戦で飛び交う!

国内男子ツアー2009年の開幕戦「東建ホームメイトカップ」の初日。10年ぶりに開幕戦に出場する丸山茂樹が、ティグラウンドで自分の使用するボールを見つめ、なにやら怪訝そうな表情を浮かべた。 持っているボールはなんと黄色。丸山はブリヂストンのツアーステージX-01シリーズのボールを使用しているが、従来の白いボールと性能がまったく変わらないというメーカーからの説明を聞き、黄色いボールを使用することにした。 ラウンドを終えた丸山は「黄色は見やすくていいね。打った球の残像が残るし、ラフに入っても目立つしね。ただ、外国人選手が冷やかしてくるんだよ(笑)」と、お気に入りの様子だった。 この日黄色いボールは丸...
2010/07/03国内男子

2位に後退の薗田「昨日のゴルフで明日は追いつきたい」

国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN LakeWood」の3日目。通算12アンダーの首位タイからスタートした薗田峻輔は、6バーディを奪いながらも4つのボギーを叩き、通算14アンダーの単独2位に後退してしまった。 10番ホールからスタートし、12番パー4、さらに13番パー5でバーディを奪い順調にスコアを伸ばしていたが、15番で2打目をグリーン手前のカラーに運び、20mのパットが寄らず入らずボギー。さらに17番パー3では上り1.5mのパーパットがカップに蹴られてボギーと波に乗れない。後半も何度かショットが曲がってラフに捕まり苦戦が続いてしまった。 「今日は耐えたとい...
2009/03/19国内女子

古閑美保、ホワイトデーに失望もゴルフは「悪くない」

今年に入り、新たな恋の誕生を匂わせていた古閑美保。バレンタインデーにはチョコレートとプレゼントを意中の人に贈ったというが、14日のホワイトデーから既に5日が経過した現在も、「何も貰ってないですね」と、ちょっぴり寂しげだ。 「(お返しが)来ると思って、もう19日ですよね。分かってないんですかね」と、ポジティブさも見せているが、傷つきやすい乙女心が気に掛かる。「熊本に帰っていたので、微妙でしたけど」と、ほんのり顔を赤らめつつ言葉を濁した。 沖縄での開幕戦は、最終日の上がり方が気に入らず、「精神的にイライラして、ダラダラしてしまった」と、地元・熊本に帰ったものの、あまり練習に熱は入らなかったという。...
2012/10/10日本オープンゴルフ選手権競技

著名人の優勝予想/第5回 日本オープンゴルフ選手権競技

解説:プロゴルファー 加瀬秀樹プロ かなりハードなセッティングになった。まずはどれだけフェアウェイをキープできるか、ということ。そして問題は、慣れないティフトンのラフ。入っても、いかに短いファーストカット、セカンドカットまでにとどめておくか、入ったときにどう対処するか、が大事になるだろう。あとはグリーンと風だ。風は重さもあるけれど、なにせ“強さ”の見極めが重要。今回はバーディチャンスにはなかなか付かない。パーを拾って、いかに我慢できるかがポイントになる。優勝スコアはオーバーパーになるのでは。この強い風が吹いていれば。アンダーパーが出れば、間違いなく優勝だと思う。 とはいえ、最終的にはアプロー...
2012/08/23国内男子

選手コメント集/第40回VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント初日

■白潟英純 1イーグル、6バーディ、1ボギー「65」、7アンダー暫定2位タイ 「(後半)8番ホール、9番ホールと長いパットが入ってくれたので気持ちいい上がり方。高麗グリーンはあまりやったことがなかった。これまでは狙い方が薄かったみたいで、今日はキャディの言うとおりやったらよく入ってくれました。福岡出身だし、大学もこっち(九州産業大)だから、最低でも予選は通りたいと思っていたので、この“貯金”は大きいですね」 ■貞方章男 7バーディ、1ボギー「66」、6アンダー暫定5位タイ 「自分としては良かった。7バーディもいいところにつきました。先週(関西オープン)に続き、調子は悪くないと思う。木曜、金曜...
2012/06/30国内女子

選手コメント集/日医工女子オープンゴルフトーナメント2日目

■全美貞 6バーディ、4ボギー「71」、通算7アンダー首位タイ 「ボギーが多かったけれど、バーディもたくさん獲れてアンダーパーで終われたので良かったです。後半もショットは悪くなかったけど、アプローチミスもあったしすごく苦しかったですね。でも、(上がりの)3連続バーディで終われたので明日に繋がる自信を取り戻せました。(明日の最終日は)シンプルに考えてやりたいと思います。いろんなことを考えずに、ショットもパットも自分のプレーに自信をもってやりたい。思った通りのショットを打って、結果を待つような感じでやりたいですね」 ■イ・ボミ 5バーディ、1ボギー「68」、通算6アンダー3位タイ 「今日はパッティ...
2011/02/19米国男子

勇太、粘りのゴルフで予選通過へあと一歩!

米国男子ツアー「ノーザントラストオープン」は、2日連続で日没サスペンデッドとなった。日本人選手3人が同組でラウンドした予選2日目は、スタートが12時54分、最終組の4つ前だったこともあり、8番ホールのティグラウンド上で日没を知らせるサイレンを聞くことになった。 初日にイーブンパーでラウンドした池田勇太は、スコアを伸ばしての上位進出を狙うも、見守るファンや関係者にとっては、予選カットラインも多少気になるポジション。しかし、その心配を跳ね飛ばすようにスタートの10番で2打目をピン横1mにぴたりとつけてバーディを奪う。 ところが、雨が降り始め、風向きも不安定になると、12番、13番と連続ボギーを叩...
2010/10/23国内男子

男子ゴルフのW.パースキーがコカイン所持の容疑で逮捕

オーストラリア出身の男子プロゴルファー、ウェイン・パースキー(36)が22日(金)、千葉市内でコカイン所持の容疑により逮捕された。パースキー容疑者は今週、千葉県で開催されている「ブリヂストンオープン」に出場。2日目となる同日に予選落ちし、その夜の逮捕劇となった。本人も容疑を認めているという。 パースキーは03年に日本ツアーデビュー。05年には予選会を突破し、以降は日本を主戦場としてプレーを続けてきた。06年の「東建ホームメイトカップ」でツアー初勝利を達成後、今シーズンまで4年連続でシードを確保している。ツアー通算1勝。...
2007/01/17米国女子

もっと練習して、芝に慣れれば「優勝」!?/W杯女子ゴルフ練習日

南アフリカ入りしたチームジャパンの諸見里しのぶと上田桃子。現地、火曜にはコースに出向き、初の練習ラウンドを行った。初体験のキクユ芝には2人とも驚いた様子を見せた。グリーンが小さく、その周りのラフもきついため、正確なショットと距離感が要求される。コースが海抜1400m程にあるため、多少飛距離がでるようで、その把握も難しい。 ラウンドを終えた2人に直撃すると、上田は「ラフがきついです。ラフにいれないようにしないと。あと、グリーンが小さいので、小技勝負になりそうです。ショット、アプローチ、パターが上手くないとスコアが出ないので・・・有利ですね(笑)」。 諸見里も「ビデオや写真で見るのと、芝が全然違い...
2005/07/25プレーヤーズラウンジ

セガサミーカップの初代チャンピオンに!!<林根基>セガサミーカップゴルフトーナメント

2番でエッジまで5ヤードのバンカーからチップインバーディを奪うなど、一時は5打差をつける独走態勢も、14番、16番でボギーを打って2位と1打差。 17番はさすがにしびれたが、残り152ヤードの第2打を、8アイアンでピン右奥の段の上3メートルにつけてパーを拾い、ホっと一息つくことができた。 最終18番は、パー5だ。 「とにかく、パーで上がれればいい」。 第2打も丁寧に刻んで、1打差を守りきった。派手なガッツポーズはなかったが、それだけに4年ぶりの優勝の喜びがしみじみと感じられた。 日本ツアーのオフシーズンにもアジアンツアーに参戦し、過酷な転戦生活を続けたツケが出たのか。 深刻な首痛でこのままでは...
2004/05/17プレーヤーズラウンジ

S.K.ホ、勝利の瞬間/日本プロゴルフ選手権大会

「マスターズより、欲しかったタイトル!」2年越しにようやく掴み取ったプロ日本一の座はこの3年間の成長のあかし… 一昨年の今大会で3位。昨年は2位。そしてシード3年目の今年。いよいよ3度目の正直を果たした瞬間、ホはつくづくと、自分が「大きく成長した」ことを実感していた。 濃霧による中断から、競技再開後の9ホールで深堀圭一郎が猛チャージ。一時は4打差つける展開から、あっという間に詰め寄られた。迎えた最終18番ホールは、わずか1打差。しかし、なぜかホの心は平静なままだった。 「深堀さんは僕よりもうんと強くてすばらしい選手。このまま逆転されるかもしれない…とは思ったけれど、それでもプレッシャーはなく、...
2004/12/06米国男子

こちらも地元P.ロナードが連勝!「全豪プロゴルフ選手権」

先週開催された「全豪オープン」に引き続き、2週連続となる地元優勝を是非とも飾りたいピータ・レナード。勢いに乗るレナードは最終日も4番と5番で立て続けにバーディを連取。そして、7番から10番までを4連続バーディとするなど勢いが止まらなかった。終わってみれば8バーディの65をマーク。レナードは18アンダーでフィニッシュした。一方、10番までを17アンダーで周っていたボブ・エステスは続く11番で痛恨のボギー、そして最終18番でもボギーを叩いてしまい15アンダーで終了。今大会がプロ4戦目となるジェームス・ニィティース。3日目を首位で終えたニィティースは念願の初優勝を目指して最終日に臨んだものの、3番と...
2005/07/03国内男子

諦めないカズの復活【GDOコラム】~2005年日本ゴルフツアー選手権~

細川和彦「3メートル四方の空間が空いていたのでそこを狙った」。絶体絶命かと思われた18番の2打目。ミラクルショットでグリーン奥に。そこから寄せてパーパットを沈め奇跡的なパー。デビッド・スメイル、今野康晴とともにプレーオフに突入した。 「まだ諦めていないですよ」。1999年の日本シリーズ練習日、優勝でもしない限り見えてこない賞金王へ向けて細川和彦は勝ちを狙いにいった。そして宣言どおりの優勝。しかもトップと4打差を跳ね返しての大逆転優勝だった。結局、1999年の最終戦「沖縄オープン」では好成績が残せず賞金王は尾崎直道に譲ってしまったが、“諦めないカズ”の存在で1999年ツアーは最後まで大いに盛り上...
2004/10/01米国男子

世界ゴルフ選手権初日/タイガー、激痛と闘い続けたラウンド

WGC アメリカンエキスプレス選手権初日 すでに世界№1のビジェイ・シンが欠場している「WGC アメリカンエキスプレス選手権」だけに、タイガー・ウッズにまで棄権されては大会としての打撃が大きすぎる。朝のウォームアップの結果、タイガーは背中の痛みを押して参戦。コースでは時よりキャディのスティーブ・ウィリアムズがタイガーの背中を塗り薬でマッサージしている様子が見られた。 そのタイガーはショットを打つ度に痛みをこらえながら顔を歪め、辛そうな表情を見せた。それでもこの日はパットが絶好調。本人もスタート前にグリーンにさえ届けばスコアメイクできると言っていたように、順調にスコアを伸ばし前半は4アンダー、首...
2004/10/01米国男子

世界ゴルフ選手権初日/首位の全英覇者ハミルトン「不思議だね・・・」

WGC アメリカンエキスプレス選手権初日 トッド・ハミルトン(首位・6アンダー) 「最近は全てが完璧か、何も上手くいかないかのどっちかのようだ。今日はパターも手の中でしっくりきて、ラインも良く見えた。不思議だね」 スティーブ・フレッシュ(2位タイ・5アンダー) 「パットの調子が良い選手が動くよ。このコースはそんなに長くないからショットが多少ブレてもパットが良ければなんとかなってしまう。グリーンの状態がすごく良いから、パットが良ければスイスイ決まっちゃうよ」 スチュアート・アップルビー(2位タイ・5アンダー) 「長いオフ開けの試合でここまで良いショットが打てれば満足だよ。ところどころ鈍っていた場...
2007/07/28GDOEYE

ゴルフ場でライブに花火!?トーナメントの楽しみ方も色々です!

最終組がホールアウトしても、ギャラリーが帰ろうとしないトーナメントはあまり無いだろう。今回がトーナメント初開催となる「アクサレディスゴルフトーナメント」では、大会2日目の競技終了後、有名アーティストを招待してのアーティストライブを催した。 Skoop On SomebodyやGONTITIなどがステージで生演奏を行い、地元FM局のDJがマイクでイベントを盛り上げる。会場にはテーブルと椅子が用意され、客はビールやワインを飲みながらゆったりとライブを楽しむ。夏とはいえ、冷え込む夜に備えて至る所にストーブも設置された。また、このライブイベントをより幅広い層に観戦させるため、会場へ40組80名を無料招...
2006/06/08GDOEYE

欠場11人に棄権が2人、ゴルフも体力勝負です!

写真は、専用のキッチンカーで料理を作るさくらママこと横峯絹子さん。この日はブリと大根の煮物を作っていました。横峯家の場合、キッチンカーを毎試合会場に運び、栄養士もついて3食自炊する万全の体制でさくらプロをサポートしています。 というのは、今大会は事前エントリーした選手のうち11名が欠場するという、なんとも悲しい事態が起きているからです。欠場理由は、股関節痛や捻挫、腱鞘炎、胃痛、急性上気道炎など様々ですが、開幕から12戦を経て選手たちの疲労もピークに近づいているのでしょう。 横峯家の専属栄養士である柳下さんは「怪我は食事である程度予防できます」といいます。マグネシウムやカルシウムはもちろんの事...
2005/08/29プレーヤーズラウンジ

ツアー通算15勝目!!<伊沢利光> アンダーアーマーKBCオーガスタゴルフトーナメント

父親が、ガッツポーズで声援に応えるかたわらで、長女・優美子ちゃんが18番グリーンサイドのスコアボードを指差してつぶやいた。「あのね、あれ昨日からぜんぜん動いていないんだよ」。電動式のそれは、この日いちども故障することなく順調に作動していたはずだった。スコアが動くたびに、順位もめまぐるしく入れ替わっていたはずだったが、優美子ちゃんはこう言い張った。 「ううん、動いてない。パパのお名前は昨日からず~っと、あそこの一番上から動いてないんだよ」。まだ勝つということが分からない年齢だから、「子供たちもピンと来ていない」と、父親は優勝インタビューで苦笑したが、今年8歳を迎えた優美子ちゃんはおぼろげながらも...
2006/09/18プレーヤーズラウンジ

逃げ切ってツアー通算2勝目<近藤智弘>ANAオープンゴルフトーナメント

一度も勝てずに、プロ人生を終える選手がいる。 もしくは、たとえ1勝できても、そのあと一度も勝てずに終わることもある。 むしろ、そんな選手が大半を占める。 「だからこそ2勝目は狙っていたし、それが出来たのは凄いことだと思う」。 しかも、プロ7年目にしてつかんだツアー初優勝は5月の日本プロ。 星野英正、矢野東。 何かと比べられてきた同期2人の一番最後に、ようやく手にした1勝目からわずか4ヶ月。 誰よりも、早くさらった2つ目の勝ち星。欲しくて欲しくてたまらなかったタイトル。 あんなに焦がれていた優勝だったのに、いざ勝ってみると、意外と感動が薄いことに近藤は気付く。 「実は、日本プロのときもそ...
2006/09/11プレーヤーズラウンジ

6打差の圧勝<Y.E.ヤン>サントリーオープンゴルフトーナメント

会場の総武カントリークラブはうっそうとした林にセパレートされたコースだ。こんな風の日に、その木の上を行くのは命取り。 「できるだけ、木の高さを超えないショットを心がけました。その作戦が、上手くいきましたね」。 母国・韓国の済州島は、時に想像を絶する風が吹く。その中で培われた低弾道のコントロールショット。 加えて18歳からの2年間、ボディビルで鍛え上げた胸囲110センチの屈強な肉体から繰り出すビッグドライブは、こんな日にこそ強烈な武器になる。 首位の優作と3打差4位からスタートしたこの日最終日は他の選手たちを悩ませた強風も、ヤンには「救いの風」となった。 8番のバーディで伸び悩むリーダーと捉える...