2002/06/23国内男子

狙い通り、谷口が逃げ切り全英に一歩近づいた

2位に3打差のリードを持って最終日を迎えた谷口徹が、目標としていた20アンダーには届かなかったが、通算18アンダーで優勝を果たした。「結構疲れましたね。今日はいいところでパッティングが決まらなかったでので・・・。でもボギーは叩かなかった。いいところでパットが決まっていたらもっと楽にやれたのに・・・」 序盤の2、3番ホールで連続バーディを奪った谷口だが、その後はスコアを伸ばせず我慢のゴルフになった。それでも谷口はペースを崩さずパーを繰り返し、11番でこの日3つ目のバーディを奪った。ボギーを1つも叩かず、2位に2打差をつけて今シーズン2勝目を上げた。 「来週も優勝争いに絡んでいきたい。今年は優勝回...
2002/06/22国内男子

全英行きを決めたい谷口が意地を見せ単独首位

2日目同様、バーディの奪い合いで熱戦が繰り広げられた「タマノイ酢よみうりオープンゴルフトーナメント」3日目。 予選ラウンド2日間とも首位に立った谷口徹は、この日も出だしから3連続バーディとし、同じく首位タイでスタートした宮瀬博文をあっさり引き離した。結局前半は33で回り、後半も11番ホールでバーディ。しかし次の12番パー4で、ティショットはフェアウェイに運んだものの、2打目をダフってバンカーに入れ、そこからホームラン。グリーン周りのラフからも寄せきれずダブルボギーを叩いてしまった。 しかしこのあと立ち直り、15番ホールから3連続でバーディを決め、再び後続を引き離した。最終ホールのパー5ではアイ...
2002/06/21国内男子

宮瀬が谷口を捕えた。そしてジャンボが、久保谷が急浮上してきた

バーディラッシュで始まった今年のよみうりオープンは、2日目に入りさらに動きが出てきた。初日7アンダーをマークし単独首位に立った谷口徹は、この日も6バーディを奪いスコアを伸ばした。しかし、パー3でボギーを2つ叩くなどスコアを落とす場面もあり、通算10アンダー。辛うじて首位はキープしている。 「全体としてゴルフは悪くない。パターが入るか入らないかの差という感じ。今日良くても明日悪い日がくるかもしれないわけだから・・・。悪い順位ではないのでがっかりしていない。あと2日間で伸ばしていけばよいと思っている」 首位谷口に追いついたのは、初日2位につけていた宮瀬博文。10番ホールからスタートした宮瀬は、ボギ...
2002/07/12国内男子

上位は伸び悩み、立山光広、S.K.ホが10アンダー首位

広島県の広島カンツリー倶楽部 八本松コースで開催されている「住建産業オープン広島」の2日目。初日単独首位に立った、地元広島出身の谷原秀人は、スコアを1つ落として8アンダーの5位に後退してしまった。 代わって首位に上がってきたのが、初日8アンダー2位のS.K.ホと3ストローク伸ばした立山光広の2人。上位選手のスコアが伸び悩み、混戦模様になってきた。 「このコースは大好きです」と言う立山は、6バーディ、3ボギーでのラウンドだった。「あまりフェアウェイを狙っては打っていない。木と木の間を抜けていけ、と思ってやっている。ここのラフはいくらでも飛んでいくし、思うように打てる感覚がある」フェアウェイに打た...
2002/07/07国内男子

最終日に7ストローク伸ばした!佐藤信人が通算20アンダーでぶっちぎり優勝

3日目に単独首位に立った久保谷健一と、1打差で並ぶ佐藤信人、谷口徹、最終組の3人による優勝争いが予想された。ところが、後半に入ると、佐藤が1人抜け出していた。 比較的スコアを伸ばしやすい序盤のホールで、連続バーディを奪った佐藤は、久保谷を捕らえ首位に立った。しかし、前半は久保谷も食らいつき15アンダーで並んで折り返した。 しかし、久保谷は11、12番で連続ボギーを叩き失速。佐藤は10、12、13番とバーディを積み重ね大きく差が開いた。そして圧巻だったのが15、16番の連続バーディだった。 14、15番で連続バーディを奪い、息を吹き返しそうな久保谷の目の前で、10メートル以上のバーディパットを捻...
2002/07/06国内男子

久保谷、佐藤のシーソーゲームは最終ラウンドへ。背後には谷口徹がピタリとつけている

前日、落雷注意の影響で進行が遅れ、サスペンデッド(*1)になった。そして、3日目の早朝から第2ラウンドの残りが行われた。44名がコースに残したマークにボールをリプレースして、6時50分に再スタートを切った。 このラウンドでスコアを伸ばしたのはジャンボ尾崎だった。16番パー5でバーディを奪い7アンダーに伸ばしていたジャンボは、最終18番ホールでバーディを奪い8アンダー2位タイに浮上し、最終組に入ることになった。 ジャンボ以外の最終組は初日から好調の佐藤信人と久保谷健一の2人。6バーディ、ノーボギーと完璧なゴルフだった佐藤が11アンダーで単独首位に立ち、2人が3打差で追いかける恰好になった。 第3...
2002/07/04国内男子

ラッキーだった! 佐藤、久保谷。そして、狙い打ち状態の谷口が5アンダーで首位

2002年7月4日 ツアープレーヤーのナンバーワンの座を争う、日本ゴルフツアー選手権イーヤマカップが開幕した。火曜、水曜の練習ラウンドは、雨が降ったりやんだり、梅雨らしい天候だった。しかし、大会初日は梅雨の中休みといった感じの晴天に恵まれた。 まず、スコアを伸ばしたのは、今シーズン2勝を挙げている久保谷健一と、佐藤信人の2人。先週まで行われていた、全英オープン日本予選のランキングを1位で獲得した久保谷は、10、11番を連続バーディでスタートした。14番では1メートルのパーパットを外して1アンダーに後退したが、16番パー5、17番パー3で再び連続バーディを奪った。 後半はパーセーブを繰り返すと、...
2013/12/22国内男子

石川も藤田も敗れ…アジア選抜まさかの大逆転負け

◇アジア選抜vs.欧州選抜対抗戦◇ザ・ロイヤルトロフィ 最終日◇ドラゴンレイクGC(中国) アジア選抜が2ポイントリードして迎えた最終日はシングルスマッチプレー8試合が行われ、5勝2敗1分とした欧州選抜が大逆転。8.5-7.5でアジア選抜を下し、2年ぶり5回目の優勝を果たした。 先に主導権を握ったのは、あと3.5ポイントの加算で勝利が決まるアジア選抜だった。ダブルス戦で2連勝を挙げた好調のタイ勢がチームを牽引。トップを任せられたキラデク・アフィバーンラトが3&2の完勝でポール・ローリー(スコットランド)を退けると、第2組目のトンチャイ・ジェイディもスティーブン・ギャラハー(スコットランド)を4...
2013/12/21国内男子

アジア選抜が2ptsリードで最終日へ 日本ペアは敗北

◇アジア選抜vs.欧州選抜対抗戦◇ザ・ロイヤルトロフィ 2日目◇ドラゴンレイクGC(中国) 初日に続きダブルスマッチプレーで行われた2日目は、それぞれのボールをプレーして良い方のスコアを採用するフォアボール形式4試合で争われ、ともに1勝1敗2分で2ポイントずつを加算。総合ポイント5対3でアジア選抜の2ポイントリードは変わらず、明日最終日に行われるシングルスマッチプレー8試合に臨む。 初日と同じ対戦カードとなった1組目は、ともにタイ出身のトンチャイ・ジェイディとキラデク・アフィバーンラトが、ステファン・ギャラハーとポール・ローリーのスコットランドペアを2&1で破り、連日の勝ち点1をゲット。こち...
2013/12/20国内男子

石川遼&藤田寛之組も勝利!アジア選抜が2ptsリード

◇アジア選抜vs.欧州選抜対抗戦◇ドラゴンレイクGC(中国) アジア選抜と欧州選抜の対抗戦が両軍8選手の出場で開幕。初日はペアで1つのボールを交互に打ってスコアを競うフォアサム形式のダブルスマッチプレー4試合を行い、アジア選抜が3勝1敗として2ポイントのリード(3-1)を奪った。 同国ペア4組で初日に臨んだアジア選抜は、第1試合でタイのトンチャイ・ジェイディとキラデク・アフィバーンラト組が2イーグルを奪う息の合ったコンビで、スコットランドのスティーブン・ギャラハー&ポール・ローリー組に5&3の圧勝。第2試合でに出場した日本の石川遼&藤田寛之組も、ニコラス・コルサーツ(ベルギー)&ベルント・ウィ...
2013/12/17国内男子

アジア勢が連覇に挑む欧州勢との対抗戦!石川、藤田が出場

12月20日(金)から22日(日)までの3日間、中国・広州市にあるドラゴンレイクGCで、アジア選抜と欧州選抜のチーム対抗戦「ザ・ロイヤルトロフィ」が開催される。今年で7回目を迎える同大会のこれまでの戦績は、欧州選抜が4勝2敗とリードしているが、直近4大会を見れば2勝2敗と五分。昨年はプレーオフを制したアジア勢が劇的な勝利を飾っている。 大会直前、アジアチームの松山英樹が左手親指の怪我のため出場を回避。その結果、当初プレーイングキャプテンとして出場予定だった欧州チームのホセ・マリア・オラサバルがプレーせず、各チームは8名ずつの選手で戦うこととなった。 大会は、初日フォアサム4試合、2日目フォアボ...
2011/07/03国内男子

日本敗れる!韓国に個人戦で3勝6敗

韓国・釜山近郊のチョンサンカントリークラブで開催されている、日本選抜と韓国選抜の対抗戦「ミリオンヤードカップ」の最終日。出場選手10名が1対1のストローク戦を行ったシングルス戦で、日本は3勝6敗1分け。2日目までは同ポイントで並んでいたが、11.5対8.5で敗れ大会連覇は果たせなかった。 1組目から3組目で小田孔明、薗田峻輔、松村道央が韓国に3連取されると、4組目の河井博大、5組目で高山忠洋、そして6組目の石川遼と日本が3連勝で再びポイントをイーブンに戻す。 しかし、7組目の近藤共弘に続き池田勇太も敗れ、9組目の藤田寛之はキム・キョンテに対し終盤の3連続バーディで引き分けに持ち込むが、キョンテ...
2011/07/02国内男子

韓国が反撃!同ポイントで最終日へ!

韓国・釜山近郊のチョンサンカントリークラブで開催されている、日本選抜と韓国選抜の対抗戦「ミリオンヤードカップ」の2日目。この日もダブルス戦で、試合形式は2人がそれぞれにプレーして良かった方のスコアを採用するフォアボール・ストロークプレーでの競技が行われた。日本は2試合で引き分けに持ち込むが、勝利を収めたのは1試合だけ。2試合を落として初日との合計ポイントが5対5となった。 日本チームで勝ったのは、片山晋呉と池田勇太のペアで、10アンダーをマーク。近藤共弘、高山忠洋組と、藤田寛之、松村道央組は引き分けで0.5ポイントずつ上げたが、小田孔明、河井博大組と、薗田峻輔、石川遼組は、韓国チームに破れた。...
2011/07/01国内男子

連覇に向け、日本が韓国に1ポイントをリード!

日本選抜と韓国選抜の対抗戦「ミリオンヤードカップ」が、韓国・釜山近郊のチョンサンカントリークラブで開幕。初日はダブルスによるフォアサム・ストロークプレーでの競技が行われ、日本が3ポイントを獲得。対する韓国は2ポイントを獲得したが、日本が1ポイントのリードを奪った。 対戦成績は、第1組の小田孔明、河井博大組が、4アンダーをマークして3打差で勝利。2組目の藤田寛之、松村道央組は1つのボールを交互に打つ形式で6アンダーをマーク。5打差で勝利を奪い日本に勢いをつけた。 3試合目の近藤共弘、高山忠洋組も1アンダーをマーク。韓国チームが3オーバーとスコアを崩し圧勝。しかし、4試合目の薗田峻輔、石川遼組はイ...
2011/06/28国内男子

プライドがぶつかり合う日韓戦!日本は連覇なるか

日本選抜と韓国選抜の対抗戦「ミリオンヤードカップ」が7月1日(金)から3日(日)までの3日間、韓国・釜山近郊のチョンサンカントリークラブで行われる。昨年は「現代キャピタル 韓日プロゴル対抗戦」として韓国・済州島のヘビチCCで行われたが、大会名称、開催コースともに一新して開催される。 両国とも10選手を選出し行われる今大会は、1日目がダブルスによるフォアサム・ストロークプレー、2日目は同じくフォアボール方式で争われ、最終日にシングルスのストロークプレーが行われる。それぞれ「勝ち」で1ポイント、「引き分け」で0.5ポイントを獲得し、3日間の合計ポイント数で勝敗が決まる。 昨年大会は9.5対8.5...
2015/05/02国内男子

片山晋呉が「66」で首位浮上 3度目の大会制覇へ

5打差の7位から出た片山晋呉が、ムービングサタデーに「66」をマークして通算7アンダーとし、I.J.ジャン(韓国)と並ぶ首位に浮上した。スタートから2連続バーディで波に乗ると、上位のスコアが伸び悩む中、5バーディ1ボギーでラウンド。過去2度の優勝(2004、06年)を誇る好相性大会で、9年ぶりの優勝カップへ向け、絶好の位置で最終日を迎える。 前日首位のイ・キョンフン(ともに韓国)は、16番でトリプルボギーをたたく乱調で「73」とスコアを落とし、近藤共弘、山下和宏、手嶋多一とともに通算5アンダーの3位グループ。この日のベストスコア「65」をマークした谷原秀人が、竹谷佳孝、呉阿順(中国)、J.B....
2010/01/10国内男子

欧州選抜がタイトル奪還! 石川遼は連日の敗北

タイにあるアマタスプリングCCで開催されている、欧州選抜とアジア選抜の団体戦「ザ・ロイヤルトロフィ」の最終日。この日はシングルス8試合が行われ、石川遼は6組目でピーター・ハンソン、小田孔明は3組目でアレクサンダー・ノレンと対戦した。 石川は前半からドライバーが安定せず、序盤からハンソンにリードを許す。11番のティショットでは2日連続で池に打ち込むなど追撃体勢を作れない石川に対し、ハンソンは最後まで安定したプレーを披露。5&4で完敗し、2日目のダブルスに続き連敗を喫した。一方の小田は2番と6番のパー5で確実にバーディを奪うなど序盤からリードを広げ、13番からの3連続バーディで一気に突き放し、5&...
2010/01/09国内男子

石川&小田ペアは敗退、欧州に逆転を許す

タイにあるアマタスプリングCCで開催されている、欧州選抜とアジア選抜の団体戦「ザ・ロイヤルトロフィ」の2日目。この日はフォアボール(互いに別々のボールを打ち、良い方のスコアを採用する)で争うマッチプレー戦4試合が行われた。 初日と同じペアとなった石川遼と小田孔明は、ロバート・カールソン、アレクサンダー・ノレン組と3組目で対戦。2連勝を目指した日本ペアだったが、序盤から苦しい戦いが続く。スタートホールの1番でカールソンがバーディを奪い、早くも1ダウン。続く2番パー5では石川がバーディを奪うも、ノレンがイーグルをマークして2ダウン。その後は石川がバーディを重ねるなど健闘するが、欧州の勢いがはるか...
2010/01/08国内男子

日本ペアも貢献! アジア選抜リードで初日を終える!

タイにあるアマタスプリングCCで8日(金)、欧州選抜とアジア選抜の団体戦「ザ・ロイヤルトロフィ」が開幕した。初日は2人1組でペアを組み、フォアサム(1個のボールを交互に打ち合う)で争うマッチプレー戦4試合が行われた。 第1組からスタートした石川遼と小田孔明のペアは、パブロ・マーティン(スペイン)、そしてキャプテンを務めるコリン・モンゴメリー(スコットランド)の強豪ペアと対戦。日本ペアは、スタートホールの1番でダブルボギー、続く2番パー5でもバーディを奪えず、いきなり2ダウンと出鼻をくじかれる。だが、3番と4番、さらに8番、9番と連続で奪い返して一気に逆転。その後もリードを広げた日本ペアは16...
2010/01/05国内男子

アジアと欧州の強豪が激突! 石川遼と小田孔明が出場

欧州選抜とアジア選抜の団体戦「ザ・ロイヤルトロフィ」が1月8日(金)から3日間に渡り、タイにあるアマタスプリングカントリークラブで開催される。今年で第4回目を迎え、石川遼、谷口徹、谷原秀人が出場した昨年大会はアジア選抜が初勝利を遂げた。各チーム8人ずつで構成され、初日はダブルスのフォアサム(1個のボールを交互に打ち合う)、2日目はダブルスのフォアボール(互いに別々のボールでプレーし、良い方のスコアを採用)。最終日はシングルスで争われ、いずれもマッチプレー方式で行われる。各対戦の結果ごとにポイントが加算され、最終日を終えてのトータルポイントで勝敗を決する。 今年の日本代表は、初出場となる小田孔...