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宮瀬が谷口を捕えた。そしてジャンボが、久保谷が急浮上してきた

バーディラッシュで始まった今年のよみうりオープンは、2日目に入りさらに動きが出てきた。初日7アンダーをマークし単独首位に立った谷口徹は、この日も6バーディを奪いスコアを伸ばした。しかし、パー3でボギーを2つ叩くなどスコアを落とす場面もあり、通算10アンダー。辛うじて首位はキープしている。

「全体としてゴルフは悪くない。パターが入るか入らないかの差という感じ。今日良くても明日悪い日がくるかもしれないわけだから・・・。悪い順位ではないのでがっかりしていない。あと2日間で伸ばしていけばよいと思っている」

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首位谷口に追いついたのは、初日2位につけていた宮瀬博文。10番ホールからスタートした宮瀬は、ボギースタートになったが、その後スコアを伸ばした。16番パー5では3番アイアンでセカンドショットを放ち、230ヤード先のピン1メートルにつけるスーパーショットでイーグルを奪った。後半はスコアを伸ばせなかったが、4ストローク伸ばし首位タイに浮上した。

「全英オープンには行けるなら是非行きたい。現在ランキング9位で、試合の始まる前に、この試合で単独2位ならどうなるかな? とかシミュレーションしたりしてました。出たいですね」

そして、首位と1打差に急浮上したのがジャンボ尾崎。2アンダー29位からスタートした尾崎は7バーディ、ノーボギーと完璧な内容で優勝争いに加わってきた。「まあ、このグリーンで、ある程度のパターが決まれば、良いスコアになるよ」中嶋常幸の優勝に刺激を受けたのか、ジャンボも優勝を狙っている。

好スコアをマークしたジャンボをも上回る快進撃を見せたのが久保谷健一だった。バーディが10個にボギーが1つ、9ストローク伸ばし73位からゴボウヌキ。賞金王争いのトップに立つ実力を発揮した。

「今日はついていた。不思議と絶好調じゃないときの方がまとまりやすい。危ないショットが本当に多かった。ティショットが不安で、11番、15番は暫定球を打ちました」

明日からの決勝ラウンドもバーディ合戦が展開されそうだ。最後まで脱落せずに伸ばせるのはいったい誰なのか、それとも久保谷のように快スコアをマークする選手が現れるのだろうか。

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2002年 タマノイ酢よみうりオープンゴルフトーナメント



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